パッと伝わる張り紙のデザイン

お知らせやご案内など、文字だけの張り紙でも、パッと伝えるためのデザインのポイントをご紹介します。

①タイトルは「大きく」、「短く」、「太く」

店頭の張り紙は、少し離れたところからでも気づいてもらえるように、とにかくタイトルを大きく書きましょう。

大きく書くために、無駄を削ぎ落としてなるべく短い言葉にします。回りくどい言い方やかしこまり過ぎた言い方は見直しましょう。

またタイトルのフォントは、太めのゴシックを使いましょう。遠くからでも気付かれやすくなります。

②タイトルは色で目立たせる

もしカラーで印刷できる場合は、タイトルエリアは本文とは違う色を使って目立たせましょう。モノクロの場合でも、黒地に白抜き文字などにして目立たせると、パッと目に留まるようになります。

③本文中のキーワードを大きくする

本文中の特に目立たせたい言葉や文は、大きく強調しましょう。
ただあまり長い文章を強調すると逆に読みづらくなってしまうので、短いセンテンスを大きくすると、流し読みでも要点が伝わりやすくなります。

④結論を先に伝える

文字が多い文書では、書類の冒頭で結論を伝えます。
「営業時間変更のお知らせ」という内容であれば、挨拶文やお詫びよりも先に、変更された営業時間を伝えましょう。

まとめ

以上のポイントを見直すだけで、言葉だけで伝える張り紙もグッと見やすいデザインに生まれ変わります。

＊編集後記＊
こんな状況下でデザインの話など無力かもしれませんが、いつかどこかでお役に立てたら嬉しいです。コスパのいいデザイン改善のコツを、これからもお伝えしていきたいと思います。こんなデザインの改善策を知りたいなど、リクエストがありましたらnoteやtwitterでお知らせください。