【アニサマ初参戦感想】熱狂と調律 初心者も楽しめるイベントか
こんにちは。ヒラメピラルクです。
今回は「アニサマ2023 3日目」の感想になります。
まず、前提として、私は
・今回アニサマ初参戦
・アニメはそれなりには見ているが、声優やアイドルアニメは詳しくない(どちらかというと脚本や作画のオタク)
・ここ一年~半年くらいリアタイの新作にあまり触れられてないから、最新トレンドに疎い
・音楽、ライブは好き
・参戦きっかけは大学サークルの企画の付き添い(応募協力)
という人間であることをご理解した上で読んでいただけたら幸いです。
少し、冷静で引いた視点で語る部分もあるので「ガチオタの熱い感想だけ聞きたいんだよ!!」という方は避けていただいた方がいいかもしれません🙇
純粋に感想を共有したい方大歓迎です!
コメントやXのリプで絡んでください!(?)
(↓↓↓タイトルの意味について知りたい人は「公演全般についての感想」あたりから読めばOK。ほんとに結論だけで良い人は「まとめ」だけでOK↓↓↓)
まずは時系列順にPick Up!!
全部に対して語るととんでもない分量になる可能性があるので、まずは、特に感動したとこ、楽しかったとこを時系列順に紹介したいと思います。
芹澤優&MOTSU
一番最初に感動したのは、芹澤さんのステージになります。
理由として、まず、予習したなかでも特に気に入っていた「最悪な日でもあなたが好き」をやってくれたこと。
そして、コーレスの「オレモー!」が分かりやすくて楽しかったのと、それに対して芹澤さんが泣いていたこと。
こんなんもらい泣きしないわけないじゃないですか!!笑
いやぁ~、あのやり取りは感動しますね。
状況説明などはめんどくさいので記事貼っときます笑
そして、その次にすぐ出てきたMOTSUさん!!
当たり前に「初めまして」ですが、MOTSUさん、最高でした!!
まず、MCが上手い。軽口を挟んだりして非常に上手く盛り上げてくれます。
加えて、フリのレクチャーをしっかりしてくれる。フリのレクチャーって初見の人からしたらめちゃくちゃ有り難いですからね!
そして、なにより芹澤さんとの「JUNGLE FIRE」が最高!
まさに「AXEL」という曲であり、フリもあったので非常に楽しかったです。
内田真礼
次に、大感動したのが内田真礼さんの「youthful beautiful」!!
この日、一番感動したし、普通に泣きました笑笑
「SSSS.GRIDMAN」は結構自分にとって特別な作品なんです。
というのも、中高生の当時アニメは、そのころからオタクしてた「ガンダム」と、地上波の夕方でちょっと気になるものくらいしか見てませんでした(配信も深夜アニメも見てなかった)
そんな、当時、「なんかガンダム以外のロボットアニメも見てみたいな~」とBS11を使ってリアタイで手を出したのがGRIDMAN(見てみたらロボットアニメでもなかった笑)
正直、話のオチは「拍子抜けだな」と思ったのですが……OPとEDを気に入ったのと、毎話の戦闘シーンの盛り上がりと終わりの引きが良くて強い印象が残ってました。
結局、大学入学後にアニメ全般を見るようになり、「SSSS.DYNAZENON」ももちろんチェックし、「グリッドマンユニバース」も就活等でアニメから離れてるなかでもどうしても気になって映画館で見ました。
そして、この「グリッドマンユニバース」、
見た時の感想として
「やっぱりめちゃくちゃクセは強いな笑」
「脚本(ノリ)が特殊で手放しでオススメできる作品じゃないなあ」
とは思ったんですが、
やっぱどうしてもその特殊なノリにのせられてしまう、否が応でも血が湧きたってしまう。
だから、SSSS.GRIDMANシリーズってのは、なんか自分にとって「自分のなかの理性とは違う、制御できないワクワクに働きかけてくるコンテンツ」だと思っていたんです(小さいころウルトラマンっ子だった部分にでも働きかけているんでしょうか?笑笑)
GRIDMANの話が長くなりましたが、
なので、「youthful beautiful」を生で聴いたときに、
高校生の「SSSS.GRIDMAN」当時から今までのいろんなことがフラッシュバックして、ほんとにグッと来てしまいました。
そして、もう、内田真礼さんの歌い方といい、後ろの映像といい、みんなのラスサビのパッと灯るサイリウムといい……
全てが美しく、そして、儚く感じました。
「これがライブの、生のパワーなんだ」と改めて思い知らされましたね。
鈴木このみ→オーイシマサヨシ&フィナーレ
鈴木このみさんのライブ回しは本当に上手くて、楽しくて良かったですね
自分の想像より全体的に観客への煽りが少なかったので、「Redo」の「Wow wow wow……」での煽り嬉しかったです。
歴戦の強者感をすごく感じました。
そして、そっからの「オートリマサヨシ」ですよ!!
途中何回も出て来てるときから思ってましたが、
この人、ほんとに盛り上げるのが上手いし、サービス精神旺盛だし、
なによりみんなに愛されてるな、って。
MCがめちゃくちゃ楽しいし、曲も歌う曲、歌う曲、全てが楽しい。
MC中、演奏中関わらず、イヤモニを外してる時間も長くて、ほんとにファンとの交流を大切にしているのを感じます。
そして、沢山、歌った中でも一番うれしかったのは勿論「uni-verse」
いや~、この人なしでは「SSSS.GRIDMANシリーズ」にここまでハマらなかったですね。ほんとに最高でした。
公演以外の部分の感想
こっからは、全体の感想や、所々で何となく思ったことなどを、話していければと思います。
まずは、演奏以外の点から。
グッズ販売
これについては結構快適だったと個人的には感じています。
ほしいものもペンライトだけで、お昼の13時半から現地入りして、ペンライトは売り切れてなかったので問題なかったです。
ただ、それ以外の商品はかなり売り切れていて、他のグッズをほしい方は通販や午前から入ることが必要なのかな~と思います。
私も「売り切れてなければサイリウムはほしかったな~」とちょっと思いました(始まってからみんなが推し曲のサビで光らせる様子を見て尚更思った)
あと、公式ペンライト4500円は「高い!」と思いました笑
個人的にはほぼ必須のインフラグッズだと思うので、それが高いのは結構ハードルあるな、と。
まあ、公式のじゃなければドンキで安く買ったりできるので、そこは個人の選択かなと思います。使いまわしも全然OKそうです。
水分・食べ物・トイレ
熱中症や水分については自分で気を付けてさえいれば大丈夫だと思います。
駅や会場周辺、会場内のコンビニや自販機も十分なので、水が手に入らないことはなくて良かったです(この前油断してFGOフェスで痛い目みた笑)
食べ物は事前に準備が必要なのを感じました。
特に会場周辺では見当たらなかったので(駅の方も混んでいる)、駅のコンビニなんかで多めに買っておく方が良いかなと思います。
如何せん5時間半という長丁場なので、腹の調節というか、そういうことを事前に考えておくことは必要なんじゃないかなと思いました。
そして、トイレ!!
男子トイレは他の会場より大変だと思いました。
色んなとこで女子トイレに長蛇の列ができているのは見てきましたが、まさか男子トイレであんな長蛇の列をみるとは……笑
開演直前とインターバルの休憩時間中のトイレは間に合うとは限らないので、工夫や覚悟がいるかなと思います。
公演全般についての感想
良かった点
正直、楽しめるか少し心配だったんですが、普通に楽しかったです!!
ペンライト振って!大声で叫んで!楽しくないわけないですよねえ!!
やっぱり音楽は最高だぜ!!
ライブは最高だぜ!!
一番楽しかったのは、さいたまスーパーアリーナという大会場での一体感ですね。
アーティストに関わらず「アニソン」というモノを愛する人間が一同に会するという経験は、ここでしか味わえないと思います。
選曲も「AXEL」の名に恥じないアップテンポな曲多めで良かったと思います。
友達の作ってくれた予想プレイリストもそれなりに当たってよかったです。
でも、知ってる曲も知らない曲も、アーティストの皆さんみんな盛り上げ上手なんで全部楽しかったです!!
全部、全力でペンライト振ったしし、全力で叫びました。最高でした。
そして、「楽しい」とは少し違うんですが、初めての経験ということもあって「凄い」「面白い」と感じたことがたくさんありまして。
まず、「こんだけ多様なアーティストが出て来ているのに、みんな曲を知っていたり、反応を合わせたりができている」という点です。
この春夏、対バンライブにちょこちょこ行くようになったのでわかるんですが、これってめちゃくちゃすごいことだと思います。思いませんか?笑
対バンライブとか行くと、結構ゲストバンドの曲を知っている人が少なくてあまり盛り上がらなかったりってことはそれなりに感じるんですが、
アニサマはそういうことがほぼなかったですね。
人数の多さもあってか、必ずちゃんと振りやコーレスができる人が一定数いて、わからない人はそれに合わせればいいっていう状態なんです。
この状態は冷静に考えてすごいですよ。
だって20組くらいいるんですから!
会場に来ている人の「アニサマ愛」を感じずにはいられませんでした。
あと、冒頭で「声優やアイドルアニメ、声優アイドルは詳しくない」という話をしたように、初めて声優や声優アイドルのパフォーマンスを見たのですが、
「レベルが高い!」
予習の時点で「楽曲(歌)がすごくいいな~」とは思っていたのですが、パフォーマンスも、動きがしっかりそろっていたり、キャラや立ち居振る舞いがぶれなかったりと、かなりレベルの高さを感じました。
「声優やりながら、あんだけのパフォーマンスすんのにどんだけ練習したんや……」と素直に尊敬するし、感動しました。
本気で推す人がいるのも納得です。
私もほんと、見てて惚れ惚れしました。
「自分もこんなにアイドルや声優に惚れ惚れできるんだ〜」っていう自分の新しい側面が見つけれて良かったです。
イマイチと感じた点
これは、自分がどちらかというこだわりが強いからだとは思うのですが……
やはり、「初見には予習が重い」&「予習なしだとノリ切れない」のはある程度否めない事実だと思います。
本気で楽しむには、それなりにアーティスト情報、タイアップ情報、コーレスなど、アーティストやアニメ、曲のことを知っていた方がいいと感じました。
ただ、それも、カバーしなきゃいけない範囲が莫大なので(20組以上出る上に、10年以上前から最新まで演奏される)、完璧な予習ははっきり言って不可能です。
私もある程度は予習したんですが、それでも「???」ってなることも多くて、完全にはノリ切れない感じが否めませんでした。
私はライブ中は全力で応援したいし、会場のボルテージも高めたいタイプなので、ノリ切れないと悔しさを感じる場面もありました。
(別に適当にノッてるだけでも楽しいは楽しいのですが)
「友達に誘われての付き添いで好きなアーティストが1、2組しかいなくて、特にアニメやアニソンについてめちゃくちゃ詳しいわけでもない」となると、予習なしでは、頑張って空気読んでついていくか、「へ~」って感じで適当にペンラ振って見てるだけになりそうです。
ただ、そういう人が来ちゃ行けない雰囲気かというとそんなこともなく。
周りにもそういう人が結構いる割に、会場のボルテージはちゃんと保たれていたので、別に自分が気にならなければ大丈夫だとは思います。
あと、もう1点「さすがに5時間半は長い」です笑
若い人でも、体力を鑑みて、途中、戦略的に休んだり、手を抜いたりは、必要だと思います。
そういう点から考えても、人は選ぶライブかな~とは思いました。
ただ、これらの点は要はマッチングの問題で全員に言えることじゃないのでで、自分でどんなライブが好みなのか、自分で見極められるようになれば問題ないと思います。
まとめ
全てひっくるめた感想としては、
「アニサマでしか味わえない熱狂がある!ただ、そこにチューニングするには人によっては手間がかかりすぎる」
です。
さいたまスーパーアリーナという巨大な会場で、数万人の「アニソン」を愛する人との一体感を味わう。
これは、ほんとに「アニサマ」だけの体験だと思いました。
私は、2階席から見ていたのですが、数万人がペンライトやサイリウムを振って「愛」を表現し、一体となる景色は圧巻で、ほんとに楽しかったです。
その一方で、
20組以上ある出演アーティストについてや、アニメ自体や「アニサマ」の長い歴史など、100%楽しむのに必要な知識が多い点。
予習なしでノるには、ライトの色を合わせたり、振りやコーレスをするのに、それなりに頑張って空気を読まなければいけない点。それが5時間続く点。
等々、本番への心のチューニングが必要で、人によって合う合わないはかなりあるのではないかと思いました。
私としては、今回のように一緒に行く仲間がいるのであれば、みんなで予想曲を考えたり、一緒に予習したりも楽しいので、また行きたいと思いました。
ん~、というか「またあの熱狂を味わいたいけど、ひとりでは絶対にモチベ保てないから、詳しい人誰か~!!」って感じです笑
AppleMusicセトリ共有
最後にAppleMusicで個人用に作った「アニサマ 2023 3日目 セトリ」を共有しておきます。
順番もそのままなので、気になった人はぜひチェックしてみてください😊
では、今回はこの辺で、さようなら👋