私がつらかった時の話を聞いてくれますか?
こんにちは。円流ひらめきリーディングのリエです。現在、デザインのお仕事をしながらタロットカードやオラクルカードのリーディングを行っています。今日は、私がつらかった時のお話を聞いていただけますでしょうか?
なぜ「つらかった時の話」を聞いていただきたいのか?
私がつらかった時の話を聞いて(読んで)、今同じ状況にいらっしゃる方にも「○年後は私もつらい状況から抜け出せるかもしれない」と思っていただけることができるのではないか?と思ったからです。
また、つらかった当時の自分に「大丈夫だよ、あなたが頑張ってくれたその経験・気づきのおかげで、○年後は好きなことを見つけて楽しくやっているよ」と伝えてあげたいからなのです。
ほぼ終電 → ワンオペ育児へ
人生で最もつらかったのは出産後~仕事に復帰するまでの約2年間でしょうか...私は大学卒業後、新卒で設計事務所に就職。ほぼ毎日終電で帰るような多忙な生活を送っていました。時には会社に泊まることも...ですが忙しいながらも、気の合う同僚・先輩たちに囲まれて充実した日々を送っていました。その後結婚・出産。これにより自分の大好きな仕事に集中できた日々から一転、子供と2人っきりで自宅にこもる日々が始まったのです。
赤ちゃんが産まれてしばらくは、ママって本当に自分の時間が持てないんですよね。授乳・寝かしつけ・家事・授乳・風呂・ごはん・授乳・寝かしつけ...家にひ~っそりとこもり、話す相手は夜に帰ってくる主人だけ。しかもその主人も子供の話には興味なさそうで、朝には仕事に出かけていく。「あなたは外出できていいわよね~」と心の中で呟いていました。
社会から必要とされていないのでは?という疎外感
今までずっと社会の中で必要とされてきたのに、急に社会から切りはなされ授乳とおむつ替えで一日が終わる日々。育児も社会に貢献する素晴らしい仕事であると頭ではわかっていても、心では社会から取り残されたような気分になっていました。
子供のことは嫌いではないけれど「育児って楽しい!子供ってかわいい!」とは到底思えず、義務感と責任感で育児を行っていました。...今思えば育児ノイローゼやうつの一歩手前だったのではないかと思います。知人曰く、「それはオメガオイルの不足」とのこと。本当かどうかは定かではありませんが、食事のバランス同様に心もバランスを崩していたのは確かでしょう。
先の見えない育児の真っただ中で、何とか無事に日々を過ごすことができ仕事にも復帰することができました。保育園に子供を預けることで自分の時間+仕事の時間が確保でき、ずいぶんと気分が楽になりました。この頃から少しずつ子供がかわいいと感じるようになりました。保育園の先生など、相談できる相手ができたおかげで心に余裕が生まれてきたのでしょう。
子供が大好きで「ず~っと一緒にいて、成長をゆっくり見守りたい!」というママもいらっしゃるでしょう。様々なケースがあると思いますが、私は子供と距離を置くことで自分のバランスを取り戻すことができました。そして実感したのは「子育てよりも外で働く方がずっと気楽だった」ということ。外で働くことで「社会の一員である・社会に必要とされている」と認識でき、自分の存在価値を再認識することができたのです。
良き母も素晴らしいけれど、大好きな自分もなくしたくない
こう書いたら「子育ては母の務めだから、子供のために多少自分を犠牲にしても仕方ない」と思われる方もいらっしゃるでしょうか。私は母性が不足してる失格の母親でしょうか?感じ方は人それぞれでしょうが、今は自分のできる事・好きなことをしながら、社会とのつながりを保ちつつ生活しています。「学校に行きたくない」という子供をサポートできるよう、個人事業主として自宅で仕事をしています。
子育てもひとそれぞれ。働き方だって人それぞれ。でも、みんなが個性を持ちながら、それぞれが居心地の良い方法で...それぞれの大切なものを見つめながら生きていける社会になったら素晴らしいなと思います。
大好きな人を大切にしたいと思うように、大好きな自分もなくしたくない。今子育てでつらい日々を過ごされている方も、いつか大好きな自分を取り戻していただける日が訪れますように。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?