あなたのストーリーは「おもてなし」になる
お・も・て・な・し...「日本はおもてなしの国である」という概念が、多くの方の記憶に残った滝川クリステルさんのあのスピーチ。皆さんも忘れられないワンシーンとして鮮明にイメージできると思います。
こんにちは。円流ひらめきリーディングのリエです。現在、デザインのお仕事をしながらフリーランス・個人事業主の方向けに「ビジネス向けタロット占い」や「数秘術のリーディング」を行っています。
今日は、私が先日感じた「おもてなし」についてを書いてみようと思います。
ではなぜ「おもてなし」について書くのでしょうか?
おもてなしって「誰かに心のこもったサービスをする」という「行動・動作」のイメージがあるのですが、それだけではない、何を話すかでもおもてなしってできるんだ!ということを経験させていただきました。しかもそれは特別なことではなく「誰にでもできること」だったので、それを皆さんにもシェアさせていただきたいからなのです。
それはお姉さんのひとこと
先日レストランで食事をしたときのこと。コースについていたパンがあまりにおいしく、「おいしいね~」と話をしていました。すると、サーブしてくれたお姉さんがひとこと...
「ありがとうございます!実は朝早くからお店で準備した、自家製パンなのですよ~!」とニッコニコの笑顔で説明してくれたのです。
それを聞いて、朝早くからシェフがパンを仕込んでいる姿を想像し、パンが3倍くらいおいしく感じられたのでした‼
ストーリーは商品をさらにおいしくしてくれる「魔法のおもてなし」
実際、パンはとってもおいしかったのですが、このストーリーを聞いて「本当においしいものを提供しよう」というお店側の姿勢がすごく感じられ、だからこそパンが3倍おいしく感じられたのだと気付きました。
そう、ストーリーって目の前の商品やサービスにさらに価値を加えてくれる「スパイス」や「魔法」みたいなもの。そしてストーリーを語るということは「もっと楽しんでほしい、もっと喜んでほしい」というサービスのかたち・おもてなしなのではないでしょうか?
ネットショップの商品概要欄に「ストーリーを」の意味
「商品の概要欄にストーリーを記載しましょう」というお話、ご自分の商品をネットショップやフリマサイトに登録した経験のある方は聞いたことがあるかもしれません。これは商品の背景にある物語を伝えることで、お客様が心を打たれ商品の魅力がアップし、商品購入につながるという理由からです。
具体的にはただ「レモンのタルト」と紹介するより、「おばあちゃんが朝摘みした瀬戸内レモンで作ったタルト」の方がストーリーが感じられ、食べてみたいと思う・購入したくなる...という具合です。
私もECサイトを勉強した際、この話を聞きました。そして、先日のレストランでの「お姉さんのひとこと」を受けて気づいたのです。
ストーリーを語ることは売込ではなく、むしろより商品を楽しんでいただく、喜んでいただくためのおもてなしなのではないか?と。
パンをどうぞ。
と、サーブされるより
朝早くから準備した、自家製のパンをどうぞ ♥
と、にっこり笑顔でサーブされた方がよりおいしく感じる。これはお客様に楽しんでいただく・喜んでいただくためのおもてなしであり、積極的にお伝えしたほうが良いのではないかと。
「ストーリー」を伝えることはおもてなしになる
自分のサービスを振り返って、「私はストーリーを語っていただろうか?」と気になりました。もっともっとお客様に楽しんでいただくため「ストーリー」を伝えていただろうかと。できることはたくさんありそうです。
例えば...
・タロットカードの作者・画家についてのストーリー
・なぜ私がタロットを始めたのか
・タロット占いの際、下に敷く布(タロットクロス)のストーリー
今後は、よりお客様に楽しんでいただけるよう「ストーリーを語る」を意識していきたいと思います。
あなたが使っているお仕事の道具、お仕事のユニフォームにはいったいどんなストーリーが隠されているでしょうか?身近な店舗さん、お仕事のつながりのある方々のストーリー、聞いてみたいですね!
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