3Dプリンターのエクストルーダ取り外しに挑戦!
ひらめきドアで活用している3Dプリンター「Flash Forge Finder」のエクストルーダー部分の取り外しに挑戦しました!
実際は「挑戦」というと大げさな、ただの分解作業なんですけど。でも初の3Dプリンター分解作業なので、うっかり壊さないかとドキドキ。梅雨明けの高温高湿な日に、嫌な汗を流しながら作業しました。
まず分解作業を始めた発端は、最近プリンターを動かしているとカタカタと小さい異音がすることが多い、ということでした。
自分で何かする前に、フラッシュフォージの窓口に相談してみると、「もしかしたらノズルの目詰まりかも、掃除してみて」ということで、エクストルーダー(材料を溶かして送り出す部分)の分解作業をすることに。
窓口からは丁寧に、参考動画とサイトの案内もありました。
エクストルーダー分解記事:http://flashforge.co.jp/864/
エクストルーダー分解動画:https://www.youtube.com/watch?v=mO4pD0nuA5M
記事と動画でやり方がちょっと違うのだけど、しょうがない。とりあえずやってみることに。
早々に現れた「第一の罠」、ネジの種類が説明と違う。プラスドライバーで取ることになっていたネジが、六角レンチの頭になっていました。
フラッシュフォージファインダーを購入した時も、メモリ付属の有無が説明動画と食い違っていたのですが、商品の細かいバージョンアップを頻繁にしているのかもしれません。実害はないし、1分で気づいたのでスルー。
フタを取って、センサー取って、コネクター外して、いよいよモーターを外そうという段階で次の問題に。モーターが外れないのです。
結論からいうと、モーターを外すネジがとても見えづらい位置にありました。写真で見えている基板下部のネジ(プラスドライバー用)を外してもモーターはビクともせず。実は見ているネジのもう少し下に凹んだ穴があり、六角レンチ用のネジが隠れていました。
サイトや動画の説明では「モーターを外すには六角レンチで」と説明されているけど、すでに「説明と違うよ体験」していたので、思い込みを外すのに時間がかかってしまい手間取ることに。
さんざん悩んでから動画を見直したことで間違いに気づき、無事、外せました。
フィラメントを送り出す穴のなかも掃除しました。とくに目詰まりはなかったけど、小さいゴミはとりました。
今回は、エクストルーダを分解したとことで、フィラメントを差し込むときのコツがよくわかりました。
フィラメントを入れるとき、内部にカーブがあることを意識し、フィラメントはおよそ8センチの差し込まれていればOKということが分かっていると、だいぶスムーズに作業できます。
【追記訂正】
この後、新しいフィラメントを差し込むときは、ここまで深く差す必要がないことに気づきました。差し込むときは、指でぐっと押す部分は扱わず、プリンターで「押し出し」が動き出してから、上からそっと差し込んでローラーに巻き込ませればOK、すごく簡単でした。
一つひとつ、勉強ですね。