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ICTってなんですの

さて、そうこうして建設業に足を踏み入れたひらめちゃん。
兎にも角にも情報と知識が欲しかったので、建設新聞から始まり業界に関連するウェブページを読み込みまくりました。

すると、割とすぐにこれやん!と思うものと出会いました。そう「i-Construction」と「ICT施工」。

おそらく、ほぼ全員聞いたことはあると思うけど、自分のための備忘録も兼ねて二つの何が違うのか概略説明しますね。(素人理解なので、的外れの時は優しく教えてちょ)
■i-Construction
建設現場のあらゆるプロセスにICT技術を導入して、生産性向上や経営環境の改善などを行うためのプロジェクト全体を指す。
■ICT施工
ICT施工とは、建設工事の各工程において情報通信技術(ICT=Information and Communication Technology)を活用する技術のことです。新しい機械や技術を駆使して、測量や設計、施工、検査を効果的かつ正確に行うことを目指しています。

つまり、ICT施工はあくまでも一つの技術であり、i-ConstructionはICT施工を含む複数の施策を総称したものになります。


ふんふん、メーカー様の努力により良いモノやソフトが出回っていて、しかも3次元化した情報を現場と共有出来たら色々手っ取り早いっぽい。

弊社はほぼ100%下請けの施工会社。よっしゃ、じゃあマシンガイダンス(MG)の重機を一台買ってみよ!と思ったら死ぬほど高い。色々含めて3000万円近く?あほやん・・・
と思っていたら、後付けのレトロフィットというのが流行っているらしい。ちょうどうちにもコマツの機械がある。
3000万円と比べるとお手頃に感じることもあり、あれよあれよと導入に進んで、めでたしめでたし。ここから、ひらめちゃんはICT施工を極めることになるのだ!!


とはならず。全くならず。
お金払って後付けしたはいいが、元の利用状況と全く変わらない。そこで分かるのです。
「そうか、、、データがないと何も出来ひんのか」

当たり前ですよね~ソフトウェアなりで作成した座標を持った3Dデータをタブレットに反映させることで、ようやくオペレーターに対して「ここ掘れワンワン」が出来るんやもん。

ICTがしたいんやったら、肝心要なのは【測量】なのだと理解した瞬間でした~とほほ。


ということで、ひらめちゃんは測量の世界に走り出します。



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