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数をこなす

相も変わらず、もりもり製作中。
個展で、トータル100以上の作品を出す予定で、
進捗的に1日1作品を完成させるだけでは間に合わないくらい。
そのくらい追い込まれつつ、制作に向き合っている状況。
先週末に至っては、2泊3日で
故郷山口の祖父宅でクリエイティブ合宿を実施。
寝ても覚めても製作という缶詰状態も経験した。

こんだけ描いてからこそ言えるけど、
やっぱり質の前に量だなという感じ。

頭を捻らせて、どうやったらいい絵をかけるか
を永遠に考えて描く1枚よりも、
100枚描いた後の1枚の方が、絶対良き絵ができる。
やっぱり想像だけでは超えられない部分があるので。

描きながら、その都度壁にぶつかり、
その対処方法をなんとか考えて解決し、
また次の問題に出会し、解決する。
これにより、画力がどんどん上がる。
今回でいうと対象を絞らず、なんでも描くスタイルなので、
特にいろんなスキルが上がっているように思える。
混色の仕方、油の使い方、形のとり方などなど。

その中で、内省を行なって、
自分の好みや出来ることできないこと、
苦手なことを知っていく。
雰囲気を描くのは得意だけど、
一方事細かに描くのは苦手みたい。

さらに、SNSを通して発信を行い、
自分の考えや向き合い方を知ってもらう。
また、どのような作品を届けると喜んでもらえるか
反応を通して知ることもできる。

これらは、手を動かさなかったら得られていない。
量も質のどちらも大事だけど、
量があってこその質と体感・体現中。

絵だけでなく人生全体に対しても、
この考えは共通すると思う。

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