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【日記28】成人の日〜初雪

 【おしらせ】
日ごとにもタイトルをつけることにしました。
あと、月曜〜日曜のサイクルで日記を書いていましたが、今週は月曜〜土曜にして、来週からは日曜〜土曜にしてみます。

1.8 MON(10℃/2℃) 「出汁巻たまごトーストと『VIVANT』」

成人の日。朝から出汁巻たまごを作ってトーストに挟んで食べてしまった。卵を3個も使っている。
出来上がったものを見たとき、「朝からなんちゅうものを……」と思わずつぶやいてしまった。

3連休の最終日を持て余して、夜、前から気になっていた「VIVANT」をついに観る。通常のドラマの1話分の制作費がおよそ3,000〜4,000万円のところ、「VIVANT」は1億もかかっているらしい。
1話を観終えたあと、妻がしばらく固まっていた。
あ、これはハマったな、と思った。

1.9 TUE(11℃/1℃) 「鯖と『晩酌の流儀2』」

会社の朝礼で「昨日から『VIVANT』を観始めたので、しばらく夜はそればっかりになると思います」なんて話をした。

久々に家で魚を焼いた。鯖。
僕があまり魚介類が好きではないので、ほとんど家では魚介類を食べない。ネットで調べつつ魚グリルで焼いている間にも、プリンターの箱の上に乗ったテレビが食卓に近づけられ、『VIVANT』を流す準備が妻によって進められていた。
でも、なぜか妻は『晩酌の流儀2』を流す。
今日は『VIVANT』は観ないという。
なぜか訊いたら、「平日は刺激が強すぎて興奮して眠れなくなって翌日に響くから」だそう。がっくし。週末まで「VIVANT」はおあずけ。

1月末〆切の短歌研究新人賞に出す連作を0時過ぎまで手直し。
いいものに仕上げたい。

1.10 WED(12℃/1℃) 「大入り豚まんと『秘密』」

朝、またセブンの大入り豚まんを買ってしまった。なかなかに体重が増えてきたというのに。もう少し動くのに楽な体系にしようとしているのに。
気休めでしかないかもしれないけど、昼を抜いて、職場の電子レンジの上にあるインスタントのお吸い物だけにする。このお吸い物は、年末の社内忘年会の時にとった寿司についてきたもの。
iPhoneのムーブリングを完成させることを目標に、なんとなく歩く時間を増やしている。

仕事帰りに飲み屋「B」へ。
ベーコンエッグを食べていると、僕から席をひとつ空けて二人組がカウンターに座った。
流れていたテレビがきっかけだったか、二人組の一人が東野圭吾の小説のことを話し始めた。
「映画にもなった、広末が出てるやつ」のことをずっと『片思い』と言ってていた。
『秘密』だよと突っ込みたかったが、あまり話したことのない人だったのでやめておいた。

帰ったら、妻が蕎麦屋で買ってきたショートブレッドをくれた。
先日、出雲大社相模分祠へのお参りのあとに寄った蕎麦屋さんで買ってきたものだった。
味は、「森のクマさんがやってる喫茶店で紅茶を頼んだら、「あの、これ、作ってみたんですけど、お口に合うかわかりませんがよろしかったら」といって出されたクッキー」みたいだった。
伝わるかな。
つまり、心が和んだということ。

1.11 THU(7℃/3℃) 「『不完全な司書』とプッチモニ推し」

昨年末に買って、年末年始の休み中に読もうと思ったら、思いのほか予定が詰まっていて読めていなかった青木海青子さんの『不完全な司書』を読み始められた。
書架「青と緑」さんの栞を使っている。

取引先の仲のいい営業マンと電話で話した。
固定電話ではなく、社用スマホにかけてくれるので、ワイヤレスイヤホンにしている。
二人でパソコンをカタカタ操作しながらあーでもないこーでもないとやりながら話しているうちに、「ぜひ〇〇推しで」という言葉が向こうから出てきた。
「なんですか、そのチームB推しみたいな言い方」と言ったら、意外とマジのチームB推しだったようで、「自分は〇〇推しでしたよ。杜崎さんは?」と訊かれた。
AKBは全然世代ではなかったので、そもそもハマったグループ自体が違うという話の流れで、プッチモニに激ハマりしていたことを白状してしまった。
「自分はプッチモニですね」と言った瞬間に隣の席の人が吹いた。

3年前に買ったギターが埃をかぶっている。
買った当初はよく練習していたのだけど、やはり途中でやめてしまって、向いていないことがよく分かった。
売ろうにもそんなに値段はつかないだろうから、買い取ってくれる店に行くことを考えるだけで気が滅入ったいた。
そんなところへ、もらってくれるという人がぽっと現れてくれた。
神社好き仲間の高校生のお孫さん。
土曜日に取りにきてくれることになった。

居酒屋新幹線の第2シーズンの宣伝を見て、第1シーズンを観てみた。
2016〜17年ごろにいた会社では、僕もよく出張をしていて、月の半分は新幹線に乗って東京以外に出かけていた。
居酒屋新幹線の主人公のやりすぎ感は否めないが(笑)、確かに出張帰りの新幹線で現地で買ったものをつまみにビールを飲むのは楽しかった。
今の会社は出張がないので、たまには出張行きたいなどと思った。

1.12  FRI(13℃/0℃) 「閃光の立ち食い蕎麦とハワイの力士」

朝、8時台の会社は人が少なくてゆったりとした時間が流れている。すでに業務を始めている人もいるし、9時の始業まで自分の時間を過ごしている人もいる。
8:15頃、上司がふらっと出て行ったと思ったら、10分くらいで戻ってきた。
シャツの上にフリースを着た社内でのいつもの格好のままだったので、特に気にもとめていなかったのだが、「蕎麦食ってきた」と言われて度肝を抜かれた。
近くの立ち食いそばに行ってきたらしい。
そこでもらったという小袋のキットカットを僕の机に置いて、「天ぷらそばを食べたかったんだけど、1個もなくて月見そばにした。ワンチャン富士そば行ってこようかな」と時計を見上げていた。

仕事中にラジオから、ハワイアンの曲が流れてきた。
聴くともなしに聴いていたら、不意に日本語が聞こえた気がした。
今、なんか、「スモウトリ」みたいな単語が、と思っていたら、「アッケボ〜ノ〜、ムサ〜シマル〜、アン、コニシキ〜」と続いた。
なんだこの曲!
今度は注意して聴いてみると、確かに、「曙、武蔵丸&小錦」と歌っていた。
調べてみたら、Israel Kamakawiwo`oleというアーティストの『Tengoku Kara Kaminari(Thunder from Heaven)』という歌だった。
ハワイから遠く離れた日本で、相撲取りとして活躍し、チャンピオンになった3人だよ。というような歌詞だった。みんなのヒーローで、誇りだよ、と。
いい歌だったので、ぜひ聴いてみてほしい。

1.13 SAT(11℃/2℃) 「ギターをもらってくれた高校生と初雪」

朝から雑炊を食べたかったがご飯がない。
えーい炊いてしまえ!と、生米を洗って、鍋の残り物でぐつぐつやった。
20分くらいかかったけれど、美味しかった。

昼に自転車で2つ隣の駅へ。
駅ビルの本屋で「歌壇」を。予選通過もしてなくて悔しかったが、これで次へ向かえるぞとも思った。
レジには行列ができていた。土曜日の真昼間だから無理もない。
そのうち空くだろうと思って、気になる本をかたっぱしから手にとってパラパラやってみたが列はなくなっていない。
まぁいいかと諦めて、並びながら「歌壇」を読んでいたら、割と読み進められてしまった。
受賞された早月くらさんの作品は「詩」だなと感じた。

ギターをもらってくれるという神社仲間のEさんと高校生のお孫さんがギターを取りに来てくれた。
お孫さんが「空間の使い方がいい」と部屋を褒めてくれた。
お土産のハンバーガーを食べたあと、ギターを渡したら、喜んでいてこちらも嬉しくなった。
ネックが反らないように弦を緩めていたので、調弦。早速弾き始めていた。
じゃまをしないよう、ミュートにしてラグビー大学選手権のテレビ中継をつけた。決勝である。
新国立競技場は雨がちらついていた。同じ都内なので、こちらもじきに降り始めるだろうということで解散。
そのあと、落雷の恐れのため試合は一時中断。55分間に及んだ。
後半、大雪。
僕と妻もベランダに出て、初雪を眺めた。

今週のアルバム

罪な食べ物だよ
断面を見ると、横着して一切巻いていないのがバレる「出汁“巻いてない”たまご」
お気に入りの花瓶。前は焼肉のたれの瓶。
久しぶりに読み返した
1日の締め方に工夫が必要なのだ
中古で買ったギター
おいおい、内容量!な写真。美味しいよね。
2024年も胃袋を掴んで放してくれない。正義の味方。
この本に出会えたことが、年末一番のご褒美だった。
2つ隣の駅までひとっ走り行くところ
予選通過ならず、次行きましょう!

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