発達障害の子の親が1度は思うコト・・「普通の子」になって欲しい・・。
昔からのあるあるですが、
最近立て続けに聞いて、とても心がざわつきました。
それは「「普通の子」になって欲しい・・。」と言う言葉です。
もちろん私もそう思ったコト何度もありますよ。
トラブルにぶつかることが多いから、
親は苦しい気持ちを抱えます・・。
あなたはこの言葉をどう感じますか?
この言葉の奥には、たぶん、親の願いがあるんだと思います。
あなたにとって大切な子どもだからこそ、
できたら「普通の子」であって欲しい・・
悩みなく「普通」に暮らしたい・・
たぶん、そんな風に思うのかもしれません。
障害のある子どもだということで
そこに「不幸せ」だとか「悲しい」だとか、
よくない形容詞が貼りつくことも多々あります。
だから、
そのことでより深く「普通ではない」自覚が生まれ
「普通になりたい」思いが強くなるのではないでしょうか。
人は、自分が経験したことや
今まで教えられてきたことを基準として、
多くのことを判断していると思います。
又、世の中で言い続けられたことに、
大きな影響を受けて生きていると思います。
「この子は普通と違う」と思うのは
あなたが思い描いている「普通の子ども」像とは違う・・
ということだったり
あなたが目にしたり聞いたりした「普通の子ども」像とは違う・・
ということなのかもしれません。
だけどそれって
そもそもの前提条件が違っていますね。
あなたの前提が、自分の子どもとは違う誰かになっている・・
そう思いませんか。
そして、それはあなたが自分で決めていること
あなたがどこかの誰かとあなたの子どもを
比べて、評価(ジャッジ)して、
「普通の子ではない」と思っているということです。
前提条件が違えば
そこで出る答えは、当然異なります。
ココでの
前提は「あなたの子ども」なんです。
となりの○○ちゃんでもないし、
育児書に出てくる平均的な子どもでもありません。
あなたの子どもをよその誰かにすることは不可能・・。
ですね。
だから
あなたの子どもを知って
あなたの子どもを理解して
あなたの子どもを認めること
そのままのその子 = いつものその子 = 「普通の子」
すると自然に
今、目の前にいる子どもが
「普通の子」になってきます。
あなたの前提を変えてみると
見える世界が変わります。
なんとなくイメージしていただけたでしょうか?
【 私の教訓 】
基準は外に置かず
どんな時も内に置くこと
完璧な親も、完璧な人間もいません・・
悩んで考えて成長しますよね。
今は腑に落ちないことが
将来スッと心に入ってくることもあります。
それでいいと思っています・・
その一歩一歩こそ成長ですよね・・。
私も書きながら学んでいます。
これからもトピックを立てて
色々なコトについて、共に考えていきたいと思っています。
それではまたよろしくお願いします!
ありがとうございました。
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