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BEの勉強のやり方は、こんな感じ

16の動詞でゆく、英語マスター旅 【3】

ベーシックイングリッシュ(BE)を学び始めて2ヶ月。16の動詞を含めトータル850の単語だけで英語をあやつるって、どんな勉強のやり方をするのか? 私も実は疑問でした。いろいろ学び方はあるでしょうが、私が先生から学んでいるやり方を紹介します。

いろいろ考え、調べながら、英文を書いていく

5〜6人の小さなグループで、月1回、先生からBEの指導を受けています。

2時間の授業では、BEで書かれた英文を1行1行ていねいに味わい、分析しながら学習。合間合間に、先生が英語特有の考え方などをレクチャーしてくれます。

授業の最後に、毎回「宿題」が出されます。

「私がベーシックイングリッシュを学ぶ理由」「私が住んでみたい国について」「私のベストブックとは」

与えられたこのようなお題について、最低7つのセンテンスで英文を書き、メールで提出。それに対して、先生が添削をして返信をくださります。

この自由につくる英作文こそ、BE学習のキモなんです。

もともと宿題が苦手は私は、最初は軽く考えて提出期限ギリギリに、あまり深く考えず1時間くらいでチャラっと書いて提出していました。

BEのルール無視もいいところで、850以外の英単語も使っていました。

恥を忍んで、1回目にいただいた添削を、先生の承諾を得て、お見せしましょう。

私がなぜBEを学びたいと思ったかを書いたものです。

スクリーンショット 2020-09-26 14.56.58

赤字が先生の添削です。

3行目のstudingに赤が入っているのは、studyという動詞はBEでは使えない(not BE)がlearningならOKですよという添削です。

BEで使える英単語リスト(Wikipediaより)

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%83%E3%82%AF%E8%8B%B1%E8%AA%9E#%E5%8D%98%E8%AA%9E%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88

苦労してBEルールで書けたときは、ヤッター!!

先生からていねいな添削をいただき、宿題の重要さに気づいたは私は、いまは心を入れ替えて真剣に取り組んでいます。

今日は新しい宿題をやっていて、「大学の連続講座」というフレーズを書くのに苦労しました。

ネット辞書で調べると「連続する」はcontinuityやsereis ofといった英語が出てきますが、continuityやsereisという単語はBEリストに含まれていません。

さらに探していくと16の動詞の一つを使ったgo on〜で「連続する」という意味を表現できることがわかりました。

うれしくてヤッター!!と心の中で叫びましたね。

BEを学ぶ楽しさを実感した瞬間です。

「講座」のほうは、もっと苦労しました。

和英辞典を引くと出てくるcourseはBEリストにはありません。

そこで講座を「◯◯さんの話による学び」と解釈し、

talk learning given by  ◯◯というフレーズをひねりだしました。

「◯◯さんの話による連続講座」→the go on talk learning given by  ◯◯

かなり苦しまぎれな感じもしますが、私なりに考えた表現には違いありません。

さてさて、どんな添削が返ってくるか、今から楽しみです。

BEは、日本語で文章を書くときにも役にたつ

ここまで読んでいただいたあなたには、BEの勉強のやり方、そのめざすところがある程度わかっていただけたことでしょう。

人前で話をするときに「専門用語を使わずに、小学生にもわかるように話してください」と言われることがありますよね。

「難しいことを、わかりやすい、やさしい言葉で書けるのが本当の名文家」なんてことも言われます。

英語の勉強をはじめたばかりの人でも知っている16の動詞を柔軟に使いこなしながら、伝えたいことをカタチにする。

そんなBEの勉強は、きっと日本語で書いたり話したりするときにも役にたちます。

中学生の頃にBEに出会っていたら、私もふくめ、多くの日本人がかかえる英語に対するトラウマは存在しなかったでしょうね。



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