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2024年5月10日(金)決算発表。注目の2社の「決算短信」を読もう!

 2024年5月10日(金)の多くの会社で決算発表がありました。個人的ではございますが、注目の2社をご紹介します。


本田技研工業株式会社[7267]

 そう。自動車やバイク、さらには航空機やロボットまで作っている会社です。創業者の本田宗一郎さんは、とても有名な方ですよね。

 特に注目すべきはこの写真。三部社長の決算会見の写真です。

オンラインで決算会見にのぞんだ三部社長【日本経済新聞より】

「えっ!?・・・決算会見で社長がお話するのって、どこが注目なの?」

 実は本田技研工業株式会社(以下、Honda)の決算発表では、創業史上初の社長登場。コレはすごいこと!本田宗一郎さんは藤沢武夫さんに財務を任せており、同社でこの伝統が脈々と引き継がれてきましたので、今まで社長が決算発表の表舞台に登場することはありませんでした

 そして決算発表の内容。電動化に向けた投資積み増しに目が行きます。研究開発費は1兆1900億円と初の1兆円台に乗せるなど、Hondaの本気度が伝わってきます。藤村英司最高財務責任者(CFO)は為替レートについて「少し保守的だが、上期のうちは145円くらいで、下期に向けて金利環境から135円くらいになるのでは」との見方示した・・・ってまじですか!?

Hondaが中国で展開するEVブランド「eNS2」(2024年4月、北京市)【日本経済新聞より】

株式会社中央経済社ホールディングス[9476]

 株式会社中央経済社ホールディングス(以下、中央経済社)は経営、会計、税務の領域を中心とした企業実務に関する専門出版社です。拙著『原価計算なるほど用語図鑑』も同社から出版されています。

 実は中央経済社。2024年2月24日(土曜日)の日本経済新聞の一面の新刊情報でも広告を掲載してもらっています。

2024年2月24日(土曜日)の日本経済新聞の一面・・・えっ、どこに載ってるの?
2024年2月24日(土曜日)の日本経済新聞の一面(詳細)・・・ここに載っていますよ!!

 今回(2024年5月10日)発表の中央経済社の決算短信に、拙著『原価計算なるほど用語図鑑』が、経営成績パート(出版事業)の営業利益に貢献した旨の記載がされていました!!同社経理部門がどのように連結決算分析をして、社内ディスクロージャー会議に持っていったか、想像しただけでワクワクします。

2024年5月10日(金)公表の決算短信・・・の一番下の行に注目!!

「なるほどさん」よりひと言(おまけ)

『原価計算なるほど用語図鑑』の公式キャラクターの「なるほどさん」からひと言です。

良いですかーっ!!
上場企業の「決算短信」に記載されるということは、監査法人の厳し〜い監査を通過して発表しているの。
つまり、本書『原価計算なるほど用語図鑑』が中央経済社さんの営業利益に貢献した、数値的な事実を同社経理部門が明文化。さらに公認会計士のお墨付きもらって公表・・・ただの宣伝広告とは訳(レベル)が違います。
で、既に某大学の経営系学部のシラバスにも掲載されていると聞いたわ。
ポップなイラストだけど、学者さんのガチな議論にも耐える良書ですよ!

「なるほどさん」からひと言?

・・・「ひと言」といいながら、めちゃ喋りました💦

<以上となります。最後まで読んで頂き、ありがとうございました。>


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