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とじるの世界2周記 Vol.X+2(2023/06/03)モンロビア〜アクラ
リベリアでの生活は快適だった。
友人宅に泊めてもらい、昼は5つ星ホテルのカフェとバーで作業する日々。
今は廃墟となっている旧デュコール・パレス・ホテル(Ducor Palace Hotel、インターコンチネンタルホテルグループ)にも入らせてもらった。
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ちなみにリベリアでのタクシーの相場は2kmで100LRD(リベリアドル)以下のようだ。自分がInvincible Sports Park付近からGrand Royal Hotelまで乗った際、先に乗っていた女性が同じところで降りて100LRD払っていた。
モンロビアについた初日にドゥアラ地区から国連オフィスまで6kmほどトゥクトゥクに乗って300LRD、これも悪くなかった。バイクタクシーは外国人だとすぐにふっかけてくるため、1度しか乗らなかった(4kmで15USD請求された!乗った時は短距離で200LRD)。現地の人によると、乗合のタクシーやトゥクトゥクに乗り、降りる時に相場ぐらい(もしくはちょっと多め)のお金を押し付けるようにして乗るのがいいとのこと。タクシーでは一度も文句言われたことがなかった。
リベリアではCLUB BEERがポピュラーのようだ。もう1つ別のビールも見かけたが変な味がしたのでそれ以降はCLUBしか飲まなかった。味はクリアで美味しい。
小瓶の値段は地元の商店や飲み屋だと大体1USD(170LRD)、大型スーパーだと1.3USD(220LRD)、高級ホテルだと4USD(680LRD)だった。大瓶は高級ホテルでしか見かけてないが、2か所とも6USD(1020LRD)だった。
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ローカルレストランの料理も食べてみた。炊き込みご飯(250LRD)と牛?の砂肝(50LRD)で約240円。ご飯はピリ辛で日本人の口に合う味、お肉も付け合わせの野菜も美味しい。
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さて、6/1(木)、無事にガーナビザが取れたので、首都アクラに向けて移動を開始。市内から空港まではまずELWA Junctionに行き、そこから空港行きの乗合タクシーに乗り換えるのがいいらしい。
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宿近くのSinkor PalaceからELWA Junctionまでは例によって乗合タクシーを利用。約3.8マイル乗って、ちょっと多めに290LRDを渡す。そして空港行きのタクシーを探すのだが、舗装工事中で交差点が分断されていた。
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道端のお兄さんが空港行きは西側から出発すると教えてくれた。探してみると声をかけてきたタクシードライバーが2人。料金を聞くと35USD(約4,900円)とのこと。粘って30USDまでは下げたが、シェアする人がおらず、結果(多分)割高な料金で行くことになった。(ちなみに知り合ったマケドニア人の人に聞くと、市内まで直接(ELWA Junctionから7-8km先)で50-60USDだったそうなので、1人の場合では安い料金なのかも)
出発直後と空港直前は未舗装道路が続くも、途中の舗装道路はスムーズに進んだため、1時間10分ほどで空港までついた。
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空港はロビーにはお店がなく、かなり早く着いていたので1時間ほど端の方でのんびりしていた。チェックインカウンター、イミグレ、手荷物検査が50mの距離に並んでおり、流れ作業で手続きが進む。搭乗口の前にようやくカフェバーがあり、そこでビールを2本飲んで時間を潰す。搭乗は出発時刻の15分ほど前になってからだったが、その後はスムーズに離陸。
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ガーナの空港に着き滑走路移動用のバスを降りると、そのままイミグレに。賄賂要求などなく速やかに通過。タクシーを探すとドライバーが声をかけてきた。IDと料金表を見せて120GHS(ガーナセディ、約1,500円)だと言う。
事前に調べた情報だと10-20セディ、経年によるインフレと宿までの距離を考慮しても30GHSが相場だと思ったが、空港内に乗りいているタクシーはこれしかないと言われ、また既に20時を回っており空港外に歩いて出て行くのもリスキーだと思ったため、渋々承諾して宿まで移動した。
後から何度も乗って分かったことだが、流しのタクシーだと4-6kmを30セディぐらいで移動してくれるのと、アクラはかなり治安がいいので、多少のリスクを受け入れられる人は空港から大通りまで歩いて流しのタクシーを拾うことをおすすめする。(もしくは自分の座席の領域に荷物が収まるならトロトロでもいいかもしれない。4-5km走って4-4.5GHSという破格の安さだった)
もしくはUBERを利用すればぼったくられる可能性は低いので、SIMを買う予定の人は事前にインストールするか、SIMを買ったら速攻でインストールするのもいいかもしれない。
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無事に宿に着いたので祝杯をあげる。次回は首都アクラでの交通・食事情をお伝えする。