30代以上でビートセイバーで高得点をとるには?
※この話は「Expert+まで到達したけど更にそれを超越するにはどうすればよいの?」というのが前提になってますのでご了承くださいm(_ _)m
こんばんは、ひら吉です。ちょっと知り合いと話していて面白いネタがあったのでまとめてみようと思いました。
「動画なのでビートセイバーの高得点を取る方法が紹介されているけどどうやったらあんな風になれるの?」
私の結論から言うとおそらく
「30代以上は老化しているから、老化に則したやり方が必要」
だと思っています。
なぜ30代以上が老化?
それは、VRChatのユーザ調査を見ても分かる通り、35歳以上は全体の1/4だそうです。つまり3/4は35歳未満なのです。BeatSaberでもおそらく人口構成は似たようなものでしょう、きっと。
従って、ネットで見つかる多くの情報は20代、特に上のデータを見ると、20代前半の可能性が高いと思います。従って、30代以上向けについては、ある程度、方法を変える必要があるだろうと考えています。
そこで、以下では、私が考えている仮説と対策についてご説明致します。
①目の老化への対策
そもそも20代の時と比べて明らかに目の見え方が悪くなって、速いものを目で捉えるのが鈍くなってきていると私は感じます。だから単純に見えなくて反応が遅くなると思うんですよね。その結果ミスが増える。
これについては、体の劣化なので仕方ない。じゃあそれが現状としたときに、理想に近づくためにはどうすれば良いか?
「そもそも見えないのだから全部は見ない、ポイントだけはしっかり見る」
全部を見るのは無理です。だからしっかり見る部分を自分なりに決めると良いと思います。
例えば、画面中央から離れた斜めのブロックはきっちりと凝視する。画面中央部についてはしっかりと認識できるので若干ぼんやり見たとしても切れますが、周辺視野では(特に高速曲だと)ミスります。正しく見えないからだと思います。
また、変化点をみるのも大事です。これはドラムなどの楽器演奏でも同様なのですが、リズムパターンが変化する部分はミスりやすいので、そういうときはしっかり凝視します。ノーツが連続で来るときには、入りの方向だけしっかり見る意識です。連続部分に入れば、後はリズムに合わせて上下or左右に切れば良いだけなので案外切れます。まぁただ時々、フェイントで休符が入ってきてノーツをずらしてくるので、そういう変化点も注意です。
なお、しっかり見るとはどういうことかというと、
「凝視するノーツを目の中央で見る」
です。切ったら、目線は正面に戻します。まぁだから結構疲れるんですよね~。長時間はできないと思います。
②リズム感の劣化への対策
ただそもそもしっかり見えなくても、実はリズムが正しければ切れるというのがビートセイバー。
しかし実はそのリズムの感覚というのもやはり年齢とともに衰えてきます。
私はドラムを8年ほど習っていたのですが、ドラム教室で10歳の子供と60歳のおじいちゃんを比べると子供は勝手にリズムをつかんでいきます。
そうまさにこの感覚なのです。
音楽経験のない60歳の方は、感覚で8ビートを刻むというのもとても難しかったようでした。
8ビートというのはこういうリズムです。
見ていて一番苦労しているなあと思ったのは、そもそも曲と叩く場所が全然合ってないなという点です。だからもう本当に年をとって初めて音楽を始めると「リズムをつかむ」というのは感覚だととても難しくなるようです。
急にリズムを掴むのが苦手になるわけではないのでそれはおそらく30代40代から始まっている傾向でしょう。
そこに対してドラム教室の先生はどう教えたか?
私が習っていたこちらのドラム教室では例えば4分音符4回の「タタタタ」というリズムは「たこやき」に合わせて叩くんだよという形で教えてました。
なんじゃそりゃと思うかもしれませんが、私も初めて習ったときは「なるほど分かりやすい」と思ったものです。
「タッタタ」だと「食ったぜ」と教えていたと思います(以下の動画参照)。
まぁ、でもビートセイバーのためにドラムを習う必要はないですね(笑)。ビートセイバーとしてのリズムの掴み方を、感覚に頼らず掴めば良いだけです。
その方法の1つは
「スローモード(50%)+NoFailで体にリズムを刻みこめ」
です。
ただただ漫然とプレイするのではなく、苦手なリズムは
「きちんと拍数を数えてノーツの位置を把握」
してください。可能であれば楽譜に書き起こした方が理想です。
その上で、頭の中でリズムを再生して切ると意外と切れるようになります。慣れてきたら、徐々に速度を上げていき100%まで上げます。
まぁただ、どうしても苦手なリズムは苦手なままなんですけどね。
特にCamellia曲。リズムのフェイントが多いのでとても苦しんでいます。
③筋肉の衰えへの対策
これはもう「運動してくれ」としか言えないのですが、筋肉は年齢によって衰えるのではなく、運動不足が原因で衰えるようです。
実際に、私が通っていた空手教室の80歳近い男性は、歩くのもやっとだったのが、正しい筋トレによって走るまでに復活したそうです。
そう80歳になったから(年を取ったから)筋肉が衰えているのではなくて、運動をしないから筋肉が減っていただけだったようなのです。
だから筋肉増やしてください。ビートセイバーの運動強度をちょっとずつ増やしていけば自然と筋肉はついていきます。
ただそもそも脂肪が多くて体が動かしづらい場合、脂肪を減らした方が運動しやすくなるはずです。脂肪がつく状態は、食べる量(カロリー)が運動量を上回っているのが原因なので「運動を増やす」か「食べる量を減ら」してください。
なお、運動を増やすと言っても、所詮ジムに行って運動をしても、ほんの数百kcal程度しか消費できないので、大して脂肪燃焼効果はないそうです。ただジムに脂肪燃焼効果がないわけではなくて、ジムで筋肉量を増えることで基礎代謝が増え痩せやすくなるようです。どのように鍛えるか?これは専門のトレーナーに相談してください。素人が適当にやっても正しく鍛えることは難しくて、私もしょっちゅうトレーナーの方に矯正されてました…。
また脂肪燃焼に当たっては、NEAT(非運動性身体活動時代謝)を増やすことも大事だそうです。
普段から電車ですぐに座っていませんか?エスカレーターやエレベータを使っていませんか?そういうちょっとした「楽の積み重ね」でNEATが減って、結果として脂肪が燃焼されにくくなっていくようです。
ビートセイバーの話を離れ、ダイエットの話になってしまいました…。
ビートセイバーのためにダイエット?ダイエットのためにビートセイバーやってるんだけど…という声も聞こえてきそうですが、運動とダイエットと合わせてやると、ビートセイバーでも高得点が取りやすくなるんじゃないかなーという話でした。
その他できること
後は「余計なパワーを消費しない」ことも大事ですね。
結局、年齢とともに出せるパワーの総量も減るので、「力を抜く」ことでできるだけエネルギーを節約する。
実はリズムがきちんと掴めると、無駄な動きが減るのでエネルギー消費も減るみたいで、わりと快適に楽しく切れて、高得点も出ます。
後はExpert以下でやる基本的なことについては、他のブログやYouTube等でいろいろと紹介されているので(多くは「基礎編」として紹介されているもの)探してみてください。
例えばこういうブログがあります(お友達のブログです)。
しかしそもそも論
これだけやっても世界ランカーには全然及ばない…。私もScoreSaberでも7000位前後です。なぜか。
それは「結局、人間は老化にはかなわない!」のです。
それは事実です。体が一番動くのは、オリンピック選手を見て分かる通り、10代後半~20代ですからね。同じようには動かないのは当然でしょう。
それでも同年代には勝てるように遊べば良いんじゃなかろうかと個人的には思います。
まぁ負けず嫌いなので世界1位を取ってみたかったとは思いますけど。
人生で一番若いのは「いま」です。やりたいことがあれば今やっておきましょう。
おしまい。
※ビートセイバーの解説記事を書いたつもりが、人生論で締めくくってしまった(笑)