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【コラム】「原油先物価格がマイナス」を解説

こんにちは、ひらのすけです。

今日のコラムは決済以外のネタについてです。

昨日、「原油先物価格がマイナス」というニュースがありました。皆様ニュース見られましたでしょうか?

テレビなどのニュースではあまり「何がどう影響があるのか」があまり開設されていないように感じたので、コラムとして少し優しい言葉でお伝えしようと思います。

あくまで専門ではないため、一般常識的なところをお伝えできればと思います。

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【01.そもそもの原油の取り扱い】

原油というのはイメージ通り、温泉や井戸水のように、その環境から採掘して湧き出てくるようものであり、取れたものは貯蔵します。

しかし一定の調整はできるものの、湧き出続けてくるため、貯蔵量にも限度があるようです。


【02.コロナ影響での外出自粛による需要減】

皆さん、外出控えていますよね?旅行も行ってないですよね?

コロナウイルスの影響で人々の移動が格段に減少しました。つまり移動手段である車・飛行機・船など、原油を扱いがめちゃめちゃ減少しています。それに伴い、需要が減っているんです。

そうすると湧き出てきたものを貯蔵するタンクのキャパシティがいっぱいいっぱいですが、湧き出てくるものを止められないため、どこかへ出荷していかなければならない。。。。

需要がないため、価格を下げて販売する必要性が出てきます。


【03.価格がマイナスという意味】

価格下げを限界突破するもの、それが価格のマイナス。

=「お金をあげるから、原油を引き取ってください。」という状況なんです。

もちろん引き取る側も保管コストや輸送コストなどを考慮したうえで、引き取る必要があります。


【04.私たちの生活への影響】

原油価格がマイナスということなので、例えば車を走らせるためのガソリンは安くなると思います。(ただ、私たちも今は欲していませんよね。)

またエネルギーを利用する企業などにはプラスに働くのではないかと思います。

日本国内の人々の私生活にはあまり影響がない、むしろプラスに働くことも多いかもしれません。


【05.世界経済への影響】

まず原油の生産国(発掘国というべき?)である「アラブの石油王」的な国(サウジアラビア等)については、国の経済が落ち込みます。

その生産国の情勢悪化の可能性がある、ですとか、国が破綻するなどの可能性が出てきます。

またアメリカやイギリスなどの国サウジアラビアほどではないが生産している国の石油企業などは、日本含めた世界中をビジネス領域としています。(ガソリンのShell等、聞いたことありますよね。) それらの企業がどのように会社を成り立たせていくのか、その世界的影響は大きいです。

最悪事業をできなくなった際は、世界の原油流通が滞って、私たちの工場などの運営が成り立たなくなる。。。というストーリーも考えらえなくはないのかなぁと思います。


【06.最後に】

まだまだこのニュースは出てきたばかりで、コロナウイルスの影響にも絡んで、状況は変わっていくと考えています。

何より、コロナが早く終息し、影響範囲が大きくならないことを祈りたいです。


いかがでしたでしょうか?

決済、ペイメントとは関係のない話題でしたが、ニュースを見ていて、わかりづらいと感じたところを私なりに少し調べて共有させていただきました。

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ひらのすけ


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