自己紹介
これまで自己紹介をしてこなかったので、今更ながら自己紹介を。
平岩佳祐(ひらいわけいすけ)と言います。
まずは仕事に関連する記事を投稿していこうと思うので、それに関連する部分で書いていきます。
2009年に社会人になったので、社会人16年目です。
その中でファイザー、トーマツ、アクセンチュアという3社で経験しています。
ファイザー株式会社
新卒で入社した会社で、ちょうど11年在籍していました。
MR(医薬情報担当者)
私のキャリアはMR(医薬情報担当者)からスタートしました。
自己分析だけは誰よりやった自信はあるものの、それ以外はあまりやっていなかったので、拾ってもらえて本当に有り難いという感じです。
MR認定試験はおそらく(自己採点のため)同期103人のうちトップタイで合格したものの、現場に出てから3年間はいつも社内で怒られていました。
器用ではないので、社内の人たちからするとそれが怒るポイントだったのかもしれません。
ただ、お客様である医療従事者から怒られたことはなく、営業(本当は営業ではないけれど)としては割と初めから基礎ができていたのではないかと自負しています。
東京に異動してからは、上位2割に入る成績を残していました。
札幌での経験を生かして改善をしたらすぐ結果につながった感じですね。
その中でも某担当製品で新規採用軒数が全国1位になったのが大きな成果です。
会社として1年で20軒採用するようにと言われていたことに対して、担当エリアで47軒採用してもらいました。
ちなみに、20軒採用されたのもMRのうち3割の人だけでした。
とそんな難しい製品で成果を残したのと、ほぼ同じ時期にMBAを修了したこともあり、本社のマーケティングから声がかかりました。
(ただし、正式は転籍ではなく、セコンドメントという出向のようなプログラムにて)
マーケティング時代
上記の成果を残していたので少し鼻が伸びていましたが、すぐに鼻をへし折られることになります(笑)
MRの方々には怒られるかもしれませんが、基本的にMRはITリテラシーが高くはありません。
私も同様で、本社での業務には本当に苦労しました。
ただ、主に営業推進や営業企画に面する部分を担当させてもらったこともあり、徐々に仕事が出来るようになり、周りの方からも認められるようになりました。
しかし、認められるようになったタイミングで会社の情勢が変わります。
国内の組織改編とグローバルでの組織改編が相次ぎ、私は現場に戻るか本社の違う部署に異動するかを迫られます。
本社内での異動を希望した私に対して、当時はまだあまり普及していなかったリモートMRという部署が私を拾ってくれました。
リモートMR
コロナ禍以降は割と普及したこのような部署ですが、2018年9月当時はファイザー含め数社しかありませんでした。(おそらく、日本イーライリリーとサノフィ、日本ベリンガーあたり?)
医療従事者に情報提供するにあたっては割と難易度が高い社内テストがあるものの、運良く一発で合格できました。
その時点でチームリーダーとなり、情報提供だけでなくリモートMRを社内外に普及する活動にも関与しました。
しかし、これまた会社の状況が変わり、会社がスピンアウトすることが見えてきます。
ファイザーという会社は好きではあったものの、今後新しくなる会社のビジネスモデルは好きになれず、新しいキャリアを築くことを決断します。
有り難いことに飛び級でシニアマネージャーになる打診もいただきましたが、コンサルタントになる道を選びます。
有限責任監査法人トーマツ
これまた有り難いことに、トーマツに転職したきっかけはビジネススクールの先輩からお声がけをいただいたことでした。
実はこの3年ほど前から声をかけていただいたのですが、コンサルタントのハードな生活に耐えられなそうと思っていたのと、そもそもファイザーでの仕事に不満がなかったので転職の道は選んでいませんでした。
ただ、製薬会社にいて業界に影響を及ぼせる範囲が限定的だと感じていたのもまた事実なので、コンサルタントになるのは良い機会をいただいたと思っています。
コンサルタントは予想通り?のハードさでした(笑)
私のスキルが足りなかったことも理由ではあるものの、基本8-22時といった形で業務に従事していました。
トーマツには2年半在籍したのですが、ビジネスパーソンとしてのスキルが大幅にアップしたのは間違いないと思っています。
ちなみに、私が所属していたのはRA(リスクアドバイザリー)という部門で、ライフサイエンス領域のコンサルタントをしていました。
従事したプロジェクトとしてはざっくり以下の感じです。
内資系製薬会社の決裁プロセス変革
内資系製薬会社の内部監査支援(コマーシャル領域)
コロナ支援金関連プロジェクトの現場マネージャー
内資系製薬会社のリスクマネジメント支援
市販後調査関連のアプリ開発支援
医療関連企業約200社の開発意向調査
PV自己点検に関する変革支援
外資系製薬会社の遺伝子治療製品のLaunch支援
製薬会社を子会社に持つ企業の事業監査支援
特に成果を残せたのは「医療関連企業約200社の開発意向調査」でした。
前年が100社強だったのに対して、私がプロジェクトサブマネージャーとしてアサインされた年は上記の通り200社を超えており、お客さんからも上司であるパートナーの方も高い評価をいただきました。
尚、私をトーマツに誘ってくださった方は私の2つ年上の方なのですが、同世代でこの方より優秀な方は見たことがないというくらい優秀でした。
(コンサルタントを4年半やっており、それなりの人数の方とお仕事をさせていただいている中でも)
アクセンチュア株式会社
トーマツからアクセンチュアは、コンサルタントという職種は同じままで、領域をライフサイエンスという業界軸からHRというコンピテンシー軸に変えました。
トーマツ社内で異動することも検討はしたのですが、いろいろな理由から会社を変えることにしました。
アクセンチュアでこれまでに経験したプロジェクトは以下です。
内資系製薬会社の子会社(バックオフィス機能を有する)JV×BPOのチェンジマネジメント
某省庁のサイバーセキュリティに関するチェンジマネジメント
某行政機関の制度改革ならびにシステム移行
尚、トーマツとアクセンチュアは同じコンサルティングファームでもいくつか違う点があると思い、興味深いと思っています。
トーマツは個人能力勝負かつ戦略に近い案件が多く、1つのプロジェクトの金額はそこまで大きくない
(私は受注金額1億円未満のプロジェクトにしか従事しませんでした)
アクセンチュアは仕組みで勝負しており、IT案件が多く、1つのプロジェクトの金額が大きい。
(年間100億円を超える受注金額も聞きますし、私も従事したことがあります)
アクセンチュアでの成果は上記「某省庁のサイバーセキュリティに関するチェンジマネジメント」における来年度の提案を行ったことです。
継続案件ではあるもの、レポートラインはマネージング・ディレクターであり、かつ自分の配下に10名いる状態で、相当金額の大きい提案を行い、無事受注できました。
(今後コンサルタントを続けたとして、これより大きい金額の案件を経験することはあるのか、、)
終わりに
と3社での経験を書いてきましたが、直近は主にファイザーでの営業的な経験を書いていこうと思っています。
スーパーマンではない私だからこそ、皆さまにお伝えでき、かつ再現性が高い内容ではないかと思っています。
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