「ゆでガエル理論」から学ぶ自分をカエル方法
沸騰した鍋の中にカエルを入れると熱さにビックリして飛び出してしまうが、水を入れた鍋にカエルを入れてから徐々に熱していくとカエルが出るタイミングを失ってそのままゆでガエルになってしまうという「ゆでガエル理論」というものがあります。
実際には、熱湯に浸かると飛び出す間もなく茹で上がり、鍋の温度が徐々に上がると異変を察知して飛び出していくようですが(笑)
それでも今尚、この理論が語り継がれているのは僕たち人間にも当てはまるケースが多いからではないでしょうか。
この理論は大抵、
「状況がどんどん悪化していることに気づいていながらも人や環境のせいにしながら何も対応しないままいると、取り返しのつかないことになってしまいますよ」
などと悪いことに例えられています。
ですがこれを逆にとらえると、なりたい理想の自分へ近づく教えだと気づきました。
人は変わりたいと思っていることがあったとしてもなかなか行動できずにそのままの状態でいることが多々あります。
それはあなたが悪いわけではなくて、そのままでいるほうが「楽」だからなんですね。
それを変えるにはどうすればいいか。
毎日少しずつでも理想の自分がしているであろう行動や話しているであろう言葉を話すことです。
変わりたいけど変われない自分を理想の自分という沸騰した鍋に入れると急激な変化に驚き飛び出して元に戻ってしまいますが、
毎日少しずつ鍋に熱を加えることで体が徐々に適応し、いつしか茹で上がった理想の自分(ゆでガエル笑)になっているのです。
例えば、
○仕事をバリバリこなしている理想の私はきっと
→「出勤したらまずデスク周りを掃除する」
○人間関係が良好な私はきっと
→「小さなことでもありがとうをきちんと伝えている」
このように小さなことでも言動や行動を良い習慣に変えていくことが大事になります。自分を変えてくれるのは革新的な大きな一歩ではありません。
小さな一歩の積み重ねです。
上手くいっている自分になりきって毎日少しずつ、やれる範囲で結構なのでゆでガエル理論の考えをぜひ取り入れてみてくださいね。
毎日を明るく楽しい気分で過ごすことがポイントですよ。
もっと素敵な自分になりたいと思うのは人として当然のことですし、幸せになっちゃいけない人はこの世に一人としていないですからね。
ゆでガエルにならって、自分を「変える(カエル)」一歩をぜひ踏み出してみてください。