人生の休憩記録-9-
『母、また泣く。そして、お散歩再開。』
桜の開花と共に入学式を迎えた。
今年の桜は正直なんとも思わない。でも、入学式の時だけは、きれいだな。と本気で思った。
家族のおかげで白黒から少しずつ彩られていく日常に安心を覚える。
3月下旬から4月上旬。
やはり、新生活プラス娘の入学というイベント。
世に、小1の壁という言葉があるように、準備物、提出物、お弁当づくり、子どもの体内時計を小学生タイムに慣らしたり、登校の仕方を教えたり、やることがたくさん。
これ仕事を続けていたら4月は新年度で繁忙期、残業もある中で、入学を迎えてたらと思うと恐ろしい。
娘も毎日ドキドキしながらも、学童の楽しさを知り、過ごしている。
入学式を終えて、さっそく次の日から登校が始まるのだが、初日に限って雨。そんな日に限って、体操着、給食着、水筒、お弁当、教科書。かなりの重さだ。そして、傘。初めての登校で傘大丈夫だろうか。と心配ながらも、心を鬼にして、いってらっしゃいと手を振る。
不安そうな娘の顔、泣かずに行ったが、私は心配になり車で先回りし、様子を見る。
雨の中ゆっくり歩きながら登校する娘。すぐに私の車に気づき笑顔で手を振ってくれた。
その姿に、学童初日に引き続きまた私は泣く。
娘は、1年生になってから私の前で、泣かずに毎日行っているのに、私は急激な娘の成長に、涙。
頼もしい。でも疲れたときは無理しないで、ママに言ってね。たくさんぎゅーしたり、抱っこするよ。泣きたいときは泣いても良い。学校や学童のことたくさん教えてくれてありがとう。これからもたくさん話してね。
私はADHDが分かる以前から、自分の先送り癖がコンプレックスだったが、薬を飲み始めてからは、アプリ、紙の手帳、メモ帳、Apple Watchを活用し、以前よりタスク管理は上手くできるようになってきている気がする。
あくまでも気がする。というところで、これが仕事復帰した時どうなるかわからない。
ただ、適応障害の症状が3月下旬からひどかった。おそらく卒園から入学という大イベントに対して、不安やこれからのことを考えすぎたことと、
学童のお弁当作りや入学式の提出する書類など過度に頑張りすぎてしまったのかもしれない。
そして、復帰に対して焦りもあり、スーパーでまたパニック発作のような、大量の汗をかき動けないということがあった。
寝込むことも数日あり、その間はご飯も食べられない。好きな映画も読書もしたくない。
なぜか、心霊動画をひたすら観ていた。…いやどういう心理?
そのような状況もあり、抗うつ薬を足してもらうことになった。
副作用で、吐き気がすごく、2.3歩歩くとうぅっ。というような状況で、朝5:00からのお弁当作りがいつもよりしんどかった。
ドリフターズの志村けんさんとカトちゃんの酔っ払いのような、少し歩いて立ち止まり吐がないように我慢するという。
メンタルクリニックの先生には、適応障害は1.2ヶ月または3か月で復帰する人が多いというが、抗うつ薬飲んで、本当に自分は復帰できるのか。どういう選択肢が正しいのかわからないのが正直なところ。
吐き気で寝込むが、眠れない。
心霊動画をみて、まただらだら時間を無駄にしてしまいそうだったので、吐き気はしょうがない。
このままでは何も変わらないし、進展しない。
頭のごちゃごちゃもますます悪化する。
お散歩を再開だ!
ということで、久々にあの公園へ行ってみる。
今日のBGMはラジオにすることに。実はオールナイトニッポンやTBSラジオの芸人さんたちのトークが好きで、通勤の合間に聴いていたが、最近は通勤時間も短く、遠のいていた。
バナナマンのバナナムーンゴールドを聴きながら、散り始めの桜を眺めて、歩く。マスクは必須。ニヤニヤしながら歩くと気持ち悪い人になってしまうからだ。
風が少し冷たいが気持ち良い。
この間まで桜見てもなんとも思わなかったが、散りゆく桜を見ると少し寂しい気持ちになった。
だが、ここから葉桜となり、緑が青々しい新緑の季節も好きなのだ。だから、少しだけワクワクした。川が流れキラキラしている水辺や、私の身長まで追いつきそうな菜の花。カラフルなチューリップ。そして大好きなラジオ。
あっという間に1時間が過ぎた。
すっっごく疲れた…。でも頭はだいぶスッキリ。
そしてまた私は、駐車場で寝てしまう。車の中の暖かさにうとうと。…しまった。公共の場では!
といいつつ久々のこの良い疲労感がたまらなかった。お散歩再開できて良かった。吐き気はまだ少し残るが、外に出て正解。
心がスッキリした。娘も少しずつ落ち着いてきたので、しばらくは、午前中の家事を辞めて、お散歩しながら、大好きなラジオを聴き、コーヒーを飲み、頭の中を少しずつ整理していく。これが次の私の目標だ。
久々の投稿に文字数が多くなってしまったが、備忘録として残しておくことにする。
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