人生の休憩記録-13-
『いつものお散歩。やっぱり私は当たり前ができない』
今年のGWは仕事から離れていることもあり、しっかり家族と休みらしい日々を送った。
休みが明けてからも、お散歩は辞めなかった。
今年は雨が多く。
毎週月曜日は雨の確率が多い。
とくに雨の日の散歩は嫌だった。
雨だし、なんだか気分乗らないし、行かなくてもいいやーなんてブツブツ話しているいつもの私。
夫は、傘さして歩けばいいじゃん。
ここまできたんだから歩きなよ。と背中を押してくれた。
毎日嫌だなーと言いながら、娘を見送ると、体が勝手に公園まで運転しているのだ。不思議だ。
何やっても中途半端な私でもお散歩や日記など継続することができた。そこは自分を褒めてあげたい。
午前中の家事はせず、歩いて自分と向き合う。カフェでコーヒーを飲む、またはお家で飲む。午後は、洗濯物を取り込み、たたみその他は読書やお笑い動画をみてリフレッシュ。その習慣が心の安定を保ってくれた。
これは、動けるようになってからの話なので、誤解しないでほしい。
もし適応障害や鬱になってしまったら、はじめは何もできないし、動くのも辛い。だから、診断後はすぐに休み、何もしないで、ゆっくり過ごすが1番だ。だから、何もできない自分を責めている人がいたら、それは間違いだ。自分を褒めてあげてほしい。
私は、最初ベットから動けない、人の生活音も無理。好きな読書や音楽もダメだった。ベットで休養プラス薬のおかげで動けるようになり、気分の波を安定させるため、沈まないようにお散歩したりしているわけだ。
注意欠陥型のADHD の私は、頭の中がごちゃごちゃしやすい。あれもしたいこれもしたい。しなければならない。無駄なものを買ったり、無駄な時間を過ごしたり。
薬を飲んでいたってあるのだ。
だからこそ、仕事復帰してもお散歩などの運動と5分でも手帳や日記を続けられるよう時間を作り、自分時間を確保する。それが私の今の目標だ。
今日も、いつもの公園も正直同じ景色、同じ人、…飽きたなと少し思いながらも、春とはまた違う植物や昆虫がたくさん見られて、心が落ち着く。
空や植物を見ながらふと、自分反省会を開催する。
以前、家族で花屋へ行った時のことだ。
いきつけの花屋でかつ私は花や植物が大好きで、夢中で店内を見て回り花を選んでいた。
そんな中で娘が、ママまだ〜?と言いながら駆け寄ってきた。
私は振り返らずもう少し!選びたい!と伝えている時、砂利で娘が転んだ。
私はチラッとみて、泣いてないし、怪我はしていないようだった。また商品にぶつかっていなかったので大丈夫だと判断。
大丈夫?と声をかけながらも、娘のところに駆け寄っていかず、花を選ぶ。
すかさず、夫と店員さんは駆け寄り、びっくりしたね大丈夫だった?と寄り添っていた。
夫から、なんで転んだりした時駆け寄ってあげないの?ママたまにそういうところあるよ。
ちゃんと娘の目をみて、声がけして安心させてあげたほうが良いと思うよ。
私はえ?と思ったが、確かに、花に夢中になり、娘の気持ちを汲み取ってあげてなかった。
怪我してないから大丈夫でしょ!ではなく、駆け寄ってびっくりしたねとか大丈夫だよとか目をみて声かけしないと本人も転んで恥ずかしい。びっくりした、などいろんな気持ちになるはずだ。
夫が私に指摘してくれたおかげでハッとさせられた。やっぱりこういう小さなこともADHD が出てしまう。
1人反省会し、自分の至らなさを受け止めた。
以前の私だったら素直に受け止めきれなかったと思う。今は違う。
ADHD や自分の性格をしっかり理解し、至らないところはカバーしていきたいし、
知らぬ間に人を傷つけることはしたくない。
それでも補いきれないこともあるが、自分のダメなところや良いところも受け止めて、理解し、自分を好きになってあげたい。
まずは自分自身が自分を受け入れる。そこからだ。100点ではなく80点を目指し少しずつ。
そんな長ーい考え事をしていたらあっという間に1時間。
この公園で歩くのもあと1.2回であろう。
そう思うとすこし寂しくなった。
〇〇公園ありがとう。
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