ゾクチェンの教え
ちょっとマニアックな本を二冊読みましてね。
皆さんはゾクチェンって知ってますか?
ゾクチェンという名称はチベットに古来からある宗教(ボン教)の修行を成就したもの達の名称です。
その修行を成就すると死んでも死体が残らないんですね。肉体が跡形もなく元素に溶けていくため死を体験しないそうです。そして、その身体のことを虹の身体というみたいです。
ホンマかいな!?
と思いますが、中国の道教でも「ダイヤモンドの身体」というものが存在しますし、インドのヨガ行者も「祝福された身体」というのがありますし、イスラーム神秘主義においても「天を超えた身体」や、エジプトでも「光り輝く身体」という同様の現象があります。
で、このゾクチェンの成就者たちは系譜が脈々と現代まで続いていおり、それが書物として残されているのです。だから、誰の教えが誰に伝わったのかを知ることができてリアリティーが湧きます。
虹の身体になった人たちは、死ぬ前に自分の悟ったことを短い言葉で弟子に伝えるのですが、この本には代々の成就者たちの言葉が書いてあります。
とてもマニアックですね。笑
そしてゾクチェンの教えのユニークなところは、僕たちの心の土台には、はじめから「輝き」が備わっていると教えるんですね。
誰かを助けたいと思ったり、喜ばせるたいと思ったり、天に感謝したくなったり、と、こういう心の働きが心の輝きだと。だから努力するなと教えるんです。
もともと備わってるんだから修行して悟ろうとするなと。
ここが僕がゾクチェンの教えの好きなところです。
「思考の行き先を追えばそれが現実化するが、思考が発生する元をみればたちまち心の輝きが現れるだろう」
色々不安が浮かんできて、それを追ってしまえばそれが現実化するよと、そうではなくてほっとけと教えるのです。
そうすると雲はどんどん晴れていき、心に青空が訪れる、一度青空が訪れたらそこに留まれと。
ゾクチェンの教えは素敵ですね。
桜の季節で今訳もなく幸せです。
それでは今日も元気にいきましょう〜。
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