見出し画像

大英博物館の画像アーカイブを見てみましょう!

2025年最初の今回の投稿では、大英博物館のサイトで紹介されている資料画像をいくつか取り上げたいと思います。

第一次世界大戦の空爆に備える


第一次世界大戦の空爆から収蔵品を守るために、最も貴重なものの多くを博物館外に持ち出し、イギリス全土のより安全な場所に移動した。しかし、大きすぎて移動できない展示品については、館内の床から天井にかけてできるだけ重量の軽い土嚢を積むというアイデアが出された。

エジプト彫刻品室の土嚢

第二次世界大戦中に破壊された館内


第二次世界大戦中の空爆で大英博物館は大きな被害を受けた。写真は1941年の空爆後の中央展示室。

奥にあった像がかろうじて破壊を免れた

ロンドン大空襲で被害を受けた図書館の収蔵品


1941年のドイツ軍によるロンドン大空襲(「ザ・ブリッツ」)の後、大英博物館内の図書館の収蔵品は水に濡れて多大な被害に見舞われた。図書館は空爆の直撃を受けて火災が発生したため、その消火のために水をかけたことが原因で、多くの本が水に濡れてしまった。

33号室で濡れた本を乾かしている

アラビアのロレンスが描いた絵


1911年から1914年まで「アラビアのロレンス」の名で知られているトーマス・エドワード・ロレンスは大英博物館の発掘プロジェクトに参加した。このプロジェクトに関する大英博物館の保存資料には、ロレンス自身のフィールドワークの記録や絵、ホテル代の請求書まで含まれている。

T・E・ロレンスのスケッチ:それぞれ隣り合って反対側の台座に立っている二頭のライオン
T・E・ロレンスのスケッチ:頭の上に神の頭をのせた翼のついたライオン

画像:The British Museum

いいなと思ったら応援しよう!