水島さんの交換日記㉕「初めての恋と、その後悔」
こんにちは。水島ひらいちの八重です。
前回の記事はこちら。
涼の知られざる大学時代のヴェールがついに脱がされてしもたな。
大学4年生でまさか軸がブレッブレになってしもうて、大学5年生にはモラトリアムの延長だと高をくくって漫然と過ごす始末。
あまつさえ、6年でも10年でもやっていたいっていう。
ちばけとるじゃろ?笑
でも、こんな涼じゃけど今は立派に営業マンやっとんよな。
なんやかんや尊敬しとるで。
さてさて。
高校時代の一番の想い出は?
こんなん数えりゃいくらでもあるんじゃけど…笑
既に言ったとは思うけど、涼と俺とは小学校から高校まで一緒なんよ。
じゃけん、別に一番の思い出っていうわけじゃねぇけど涼が共感してくれるやつを書いてみよかな。
<初めての恋愛>
俺に初めて彼女ができたんは、高校1年生の秋のことじゃった。
大人しい、美術部の女子で、はにかんだ笑顔が可愛い子じゃったわ。
1年の時のクラスが一緒で、別に会話するようなこともねかったんじゃけど、文化祭か何かの準備でたまたまメールアドレスを交換した。
そん時は、女子とメールするんも手に汗握るような出来事で、緊張が最高潮に達した俺は、何故かその流れでメールで告白してしもうた。
結局、OKしてくれることになった俺はそりゃもう毎日楽しかったで。
道をすれ違う人がみんな笑顔じゃったし、朝起きたときに部屋から見える景色はピクニックで行く高原みてぇに輝いとった。
毎日その子のこと考えとったし、
「もうすぐクリスマスじゃなー」って思って、1か月前からリラックマの特大ぬいぐるみまで買って準備しとった。
そんなある12月某日。
彼女「ちょっと話があるんじゃけどいい?」
八重「ん?どしたん?(…何かくれるんかな?)」
彼女「考えたんじゃけど、うちら別れた方がええんかなと思って」
八重「え…なんで?」
彼女「いや、まぁ…」
八重「…。」
どのような会話があったかは今や覚えとらんけど、果たして俺らは別れてしもぉた。っていうか、フラれた。
翌日からの俺の見る景色が一変したのは言うまでもねぇ。
街中では暴徒が暴れまわっとるし、朝起きてカーテンを開けたらマグマが降り注いどった。笑
まあ1週間もすりゃそんな感情は落ち着くんじゃけど、ある別の感情が湧いてきた…
「いや、リラックマのバカでけぇぬいぐるみ!これどうすりゃええんなら!!!あんごーがー!!!」
そう、結局高校3年間、我が家のクローゼットには3500円もするリラックマがギフトボックスに入ったまま鎮座しとった。笑
今でも涼にこのリラックマいじりをされることもあるけん、それで供養してもろとるんじゃろうけどな。笑
<次回のお題>
身の回りにいた変な人の話をしてください。
涼と俺が旅行とか行くと、大体変な人に当たるんよな。
まぁそれでもええし、最近見かけた人で変わった癖とか趣味趣向なんかの人がおったら、是非教えてもらいてぇ。
俺ら自体がめちゃ変な人じゃろうけど!!!笑
\こっちも見られーよー/
<初見殺しな岡山弁コーナー>
・ちばけとる: ふざけている。
・あんごーがー!!!: 馬鹿野郎がー!!!