噛んで砕こう英単語「五臓六腑」(後編)
どうも!
水島ひらいちの涼です!
前回の五臓に続き、今回は六腑を噛んで砕いていきます!
前回の記事
👨六腑👩
❐大腸 = large intestine
intestineは「腸」という意味の単語になります。
内側であることを示す"in"が使われておりますね。
もっと言うと「内部の-」という意味のラテン語"intes-"が元になっており、「国内の、内政の」という意味で使われることもあります。
ちなみに盲腸や虫垂などは大腸に含まれます。
❐小腸 = small intestine
小さい intestineですね。
大腸の長さが2メートルであるのに対し、なんと7メートル程もあるんです。
全然smallじゃないですよね。
十二指腸などが小腸に含まれます。
❐胆嚢(たんのう)= gall bladder
gallは「胆汁」
bladderは「嚢(=浮き袋)」という意味の単語です。
胆汁の入った嚢 = 胆嚢ということですね。
文字通り胆嚢は中が空洞になっており、ナスみたいな形をしています。
gallにはこの他にも「苦々しい思い」「憎しみ」などの意味があります。
ちなみに、普通人間の胆汁を意味する英語はbileになり、gallは動物の胆汁を示すことが多いです。
何故gall bladderなんでしょう…
❐膀胱 = urinary bladder
urinary = 「尿の」
つまり尿袋→膀胱ということです。
余談ですが子供が使うスラングにこんなもながあります。
number one = おしっこ
number two = うんち
なんか、ちょっといいですよね。
❐胃 = stomach
今回ご紹介している中で唯一、聞き馴染みのある単語ではないでしょうか。
stoma-がもともと口を表す単語によく使われており、色々転じて胃という意味になったんですね。
同じ語源を持つ単語にはozostomia = 「口臭」などがあります。
ちなみに「我慢する」「食べる」など動詞としても使うことができます。
胃を表すときに gastric という単語を使うこともあります。
どっちかに統一してほしいですね。
個人的な見解としてはgastricの方が臓器としての胃を示しているような気がします。
❐三焦 = triple burner / triple warmer
これは本当に説明しにくい。
そもそも三焦が何なのかということが。
そもそも実体がないので、六腑ではなく五腑であるとする考え方もあるんです。
詳しく知りたい人の為にWikipediaも貼っときますので参照して下さい。
簡単に言うと、上焦・中焦・下焦があって体温を保つために絶えず熱を発生しとる器官という感じです。
英語の表記としては、三焦の果たしているとされる役割からburner、warmerなどとついています。
クイズでは三焦が答えになる問題などもたまに出てきますので、覚えていて損はないかと思います!
以上、前半に引き続き五臓六腑を噛んで砕いていきました。
五臓と六腑で難易度が大きく違いました。
六腑はなかなかハードでしたね。
しかしこれで、海外で内蔵の調子が悪い時にも安心して病院に行けますね!
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