【噛んで砕こう】嗚呼、素晴らしき哉オノマトピイアの世界③
どうもこんにちは。
水島ひらいちの八重です。
(←ルビ機能使ってみたかっただけ)
気に入った記事があればどしどしシリーズ化してしまう私ですが、オノマトピイアの記事も第3回を迎えました。続いていないシリーズも色々あるんですけどね…。続ける気の無いシリーズはそろそろ供養しようかな…笑
さて、日本語にはオノマトピイアが様々あるんですが、その特徴といえば何と行っても「繰り返し」!
挨拶の中でも、『どしどし』『色々』『そろそろ』『様々』と4つも使ってしまいました。全部が全部擬音語じゃないんですけどね。笑
英語では全くの繰り返しというわけではありませんが、言葉遊び的に近い音韻で繰り返す言葉があります。先日のZigzagもそんな感じですが。
本日は繰り返し言葉を中心に紹介したいと思います。
Ding-dong
→カランコロン、キンコン、ゴーン、
やや重めの鐘が鳴る音ですね。
教会で鳴らすような鐘を想像してもらうといいと思います。日本のお寺の鐘も…何度か鳴らすとDing-dongなんでしょう。笑
日本の伝統的なマーチングバンド、ちんどん屋はDing-dong partyらしいです。面白いですね!
軽い鈴の鳴る音だとTing-a-ling《ティンガリン》あたりでしょうか。
Pavlov always makes ding-dong sounds when feeding his dog. Probably he's insane.
(パブロフ、あいつ犬に餌やってる時いつもベルの音鳴らしてるんだけど、多分頭おかしいぜ)
Snip-snap
→チョキチョキ
ハサミで何かを切るときの擬音です。
元々snipという言葉自体が「ハサミで切る」という意味を表し、次に来るsnapが「チョキン」という音を表すもののようです。
ですので解釈すると、「切るよ!ちょっきん!」みたいな単語ですよね。
snipもsnapも実際に何かを切るときの音に即して出来た言葉なのだと思うのですが、私はsn-という接頭語を見て「鼻」のイメージしかないので
(snooze:いびき、sniff:くんくん嗅ぐ、sneeze:くしゃみ…)
ちょっと違和感がありますね。昔は鼻息で何かを切っていた種族がいたんでしょうか?
Snip-snap! Oh sorry, happened to cut your wallet!
チョキチョキチョキ…あらごめんなさい!あなたのお財布うっかり切っちゃったわ!
Pitter-patter
→ポタポタ、ボトボト、パタパタ、バタバタ、コツコツ
この単語は汎用性が極めて高いのでちょっと説明しにくいのですが、英英辞典にはこのように書かれています。
a series of quick, light knocking sounds:
(素早く軽いノックの音)
雨音や足音、何かを叩く音として色々使われてそうですね。
Pitter-patterという言葉を聞くと、学生時代にめちゃめちゃ練習した早口言葉"Peter Piper picked a peck of pickled peppers"を思い出します。
「ピーターパイパー氏はピーマンの酢漬けをひとつかみしました」みたいな意味ですよね。
- Pitter-patter, Who am I!?
- Hi there, Michiko. You better cover my eyes.
(トントン、だーれだ?)
(やぁ、ミチコ。目隠しした方がいいやつだぞそれ。)
今日もこんな感じで紹介出来ましたが、おそらく次で最後になりますので
私の持てる豆知識の粋を尽くそうかなと思います…!
ではでは!