【噛んで砕こう】「SWI-」が持つニュアンス
どうもこんにちは。
水島ひらいちの八重です。
英語や日本語に限らず、言語には「音象徴」という特徴があります。音や状態を語感に影響させる特徴ですね。
日本語では擬音語(オノマトピア)が代表的ですが、もっと抽象的なところで「擦る、こする」とかですかね。
/s/という音素に擦れるようなイメージを見出しているからでしょう。
さて、今日はそんなお話をさせていただきます。
※今回は十分な情報ソースが無かったため、憶測が結構はいっています。
Swi-の持つニュアンス
→曲線的な動き を表す
私がこの推測に至ったのは、ナイキのロゴマークがスウィッシュと呼ばれるという雑学を聞いたことがきっかけでした。
このマークって確かにスウィッシュの発音だよなぁ…と思い、
音について調べていくうちにswi-で始まる英単語の類似性に気が付きました。
残念ながら、この説に有力な裏付けは出てきておりませんが言語の特徴って結構こういう曖昧性がありますもんね。
では、具体的にどういった単語が「曲線的な動き」に当てはまっているのか、見ていきましょう。
Swi-な言葉たち
Switch
(動詞:切り替える /名詞:スイッチ)
「変える」という意味をもつ英語は結構ありまして、有名どころではChangeとかか、バリエーションにつながるVary、野球でもよく耳にするConvertなんかがあります。
この単語は「AとBとを瞬時に入れ替える」ニュアンスがありまして、英語とフランス語を会話の中でSwitchする、とか家での態度が外での態度とSwitchされた、みたいな使い方をします。もちろん、電気のスイッチみたいな意味も派生形として存在しています。
余談ですが、私はこの単語を教わる時に恋ダンスの動きをレクチャーされたので、恋ダンスはスイッチにしか見えません。
Swing
(動詞:揺れる・揺らす /名詞:ぶらんこ)
公園の中で最も曲線的な動きをする遊具といえばブランコですよね。
というか、もうナイキの曲線に通じるものがあります。
過去形はSwang。スィン、スァンという小気味の良いリズムで覚えられる良い単語です。これも確かオノマトピア発祥だったはず。
Swim
(動詞:泳ぐ)
基本的な動詞を紹介するのを忘れておりました。
水の中を進むのに、直線的な動きなんて必要ないと思います。
スイスイ泳ぐという言葉がありますが、これはもしかしてSwimのことなのか?(要出典)
最後に
いやーいい記事が書けました。
こちらを執筆するために様々なサイトを見ていましたが、Swi-に着目したサイトはありませんでしたからね。
ナイキのスウィッシュにも絡めたので雑学にもなった…と満足げに調べていたのですが、
ナイキ、スウィッシュじゃなくてスウォッシュであることが判明。
Swi-じゃなくてSwo-なんですね。ショックです。
曲線ではなく直線について書いたのがこちらです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?