2024-10月 心臓リハビリと腹部動脈瘤と充満胆石

9月28日。

僧帽弁形成術から早2ヶ月。
この日は定期外来でした。

担当の先生は質問に丁寧に答えてくれるので、ついついあれもこれもと聞いて診察時間が長くなります。
後ろの方ごめんなさい。

経過は良好なのですが。。

「そろそろ腹部動脈瘤の手術を準備しましょう。」

え?もうですか??
あまりの急展開に驚きつつ、心臓リハビリの保険適用期間を無駄にしなくない事を告げつつ検査を受けることにしました…が、その後に先生から電話。
まだ心臓手術に向けて受けた検査データが使えることになり、改めての検査は無くなりました。

退院ひと月後から外来とは別に週2回ペースで病院の心臓リハビリに通っています。

血圧体温測定→無線の心電図装着→ストレッチ→エアロバイク20分→筋トレ→ウォーキング10分→血圧測定で約1時間。

手術で落ちた心肺機能と体力の回復を行う治療で、手術から150日間は保険適用です。
看護師さんのチェックと心リハ指導士さんの指導で行われ、確実に体力が回復していく実感が得られて楽しいです。

10月8日。

心臓リハビリの一環で心肺運動負荷試験。
機器に繋がれたマスクと心電図を装着してエアロバイクを漕ぐテストです。
段々に負荷を上げていって最後は限界まで追い込み。
ほんとキツかったです。

結果は平均的な60才の65%。
術前の値が分からないので比較はできませんが、リハビリでの伸び代はありそうです。

この日は心不全教室という講義も受けました。

10月21日。

心臓血管外科の外来。
腹部動脈瘤手術の相談です。

ここでまた状況が変わりました。

腹部動脈はお腹から両脚に向かって2つに分岐しています。
私の場合は右脚側に5センチ大の動脈瘤があって手術適用だったのですが、反対の右脚側にも3センチ程度の小さな動脈瘤があるので後々を考えて同時に取り除いたほうが良いとなったのです。

元々は筒状の網で動脈を補強するステント手術の予定だったのですが、分岐している両側へのステントは困難で、耐久性を考えても逆Y字の人工血管に置き換えることになりました。

ただステントの場合は足の付根を数センチ切開すれば可能だったのですが、人工血管置換術の場合は開腹が必要で手術は大掛かりになります。

また私は10年ほど前から充満胆石を持っていて、緊急性は無いので後々の手術を検討していた程度だったのですが、もしいずれ手術するとしたら人工血管だと手術での感染症リスクが高まると言われました。

鎮痛剤で抑えられる程度の発作が年数回ある程度だったので少し迷いましたが、せっかくなら全部治してしまおうと手術をお願いすることにしました。
その場で肝胆膵外科に連絡してもらいました。

10月24日。

肝胆膵外科の初外来。
病気や手術の説明を受けました。
胆嚢摘出手術は内視鏡で行う簡単な部類の外科手術になります。

順天堂の肝胆膵外科は基本的に癌の手術で忙しいようで提携の病院への紹介も提案されましたが、心臓手術を終え動脈瘤の手術を控えてる状況だとカルテが共有されてる中で行いたい旨を希望して先生もあっさり同意。
手術は年末と少し先になってしまいますが手術に向けた検査を進めることになりました。

血液や尿便から造影剤CTに胃カメラまで、小さな癌が無いか綿密に調べてくれることになりラッキーです。
なかなか自費では行えないですからね。

10月25日。

心臓血管外科外来。
人工血管置換術は胆嚢摘出手術が落ち着いて来年2月過ぎになりそうです。

その他、同じ順天堂で眼科と皮膚科、それぞれ地元で内科と耳鼻咽喉科、永福町の歯科ととにかく病院三昧の秋を過ごしています。

ただ、ボロボロで体調が悪いかと言うとそんな事も無く。
持病と付き合いつつ、たまたま芋づるで早期に見つかったおかげで深刻になる前に対処できてる感じです。

検査は大事です。

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