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連載 エィミ•ツジモトが読むアメリカ

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日系米国人ジャーナリストが現代アメリカを政治を中心に読み解くシリーズです。 日米のバイリンガルであること、日米に拠点と情報源があり、両国の歴史に精通してある点が話者の強み。 母…
マガジンは有料にしてありますが、本文の大部分が無料で読めます。 今後も記事は増やしていきますので、…
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#アメリカ大統領選

11月4日 エィミ・ツジモトさんの講演会@京都

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疲弊してきたアメリカ人【エィミ・ツジモトに聞くアメリカ⑬】

自民党総裁選も終わり、次に日本に大きく影響を与えるのが米国大統領選挙だ。米国内の報道・政界関係者と日々、情報交換を欠かさない国際ジャーナリストのエィミー・ツジモトさんに、アメリカの今について聞くシリーズの13回目。引き続き、大統領選を中心にアメリカを読み解いていく。(約5000字) 平井 10月1日夜(米国現地時間)にCBSテレビで米国の副大統領候補のテレビ討論をやりました。共和党とのJ.D.ヴァンス上院議員(40歳)と民主党のティム・ウォルツ・ミネソタ州知事(60歳)の対

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カマラ・ハリスはゼレンスキーに何を言ったのか 【エィミー・ツジモトに聞くアメリカ⑫】

日本国内でも注目されている米国大統領選挙。”同盟国”の動向は日本にも大きな影響を与える。米国内の報道・政界関係者と日々、情報交換を欠かさない国際ジャーナリストのエィミー・ツジモトさんに、アメリカの今について聞くシリーズの12回目。引き続き、大統領選を中心にアメリカを読み解いていく。自民党総裁選も迫る中、国際動向も参照して国内政治を見てほしい。(約5700字) ジョー・バイデンの欺瞞 エィミー カマラ・ハリス(Kamala Hariss)は外交問題についてはジョー・バイデン

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中西部的ながら進歩的なティム・ウォルツ【エイミー・ツジモトが読むアメリカ⑨】

日本国内でも注目されている米国大統領選挙。”同盟国”日本にも米大統領の動向は大きな影響を与える。米国内の報道・政界関係者と情報交換を欠かさない国際ジャーナリストのエィミー・ツジモトさんに、現代アメリカについて聞くシリーズの9回目。今回は民主党の副大統領候補に指名されたティム・ウォルツやアメリカ中西部について(インタビューは8月8日、約8000字) 平井 民主党の大統領候補、カマラ・ハリスが選んだのはミネソタ州知事のティム・ウォルツ(Timothy Walz、60歳)でした。

【エィミー・ツジモトが読むアメリカ⑧】副大統領候補を決められない民主党

日本国内でも注目されている米国大統領選挙。”同盟国”日本に米大統領の動向は大きな影響を与える。 米国内の報道・政界関係者と日々、情報交換を欠かさない国際ジャーナリストのエィミー・ツジモトさんに、アメリカの今について聞くシリーズの8回目。 (インタビューは7月28日) ◇エレクトラルカレッジってなに? 平井 今のアメリカの話題と言えばもっぱら、大統領選挙ですので、今回もその動きについて話を聞きたいと思います。    民主党はいまだに副大統領が決まっていませんね。共和党で

【エィミー・ツジモトが読むアメリカ④】 ラストベルトの熱狂的なトランプ支持者

アメリカ政治に影響を与えている企業や大富豪と政治家の関係を軸に話を聞く4回目。(インタビューは7月11日) ◇退職金よりも重視される福利厚生 平井 シチズン・ユナイテッド裁判では、大統領選や上下院選挙への政治献金は国民にとっての表現の自由ということだけではなく、企業にとっての表現の自由でもあると連邦最高裁判決が認めたわけです。  そうしますと、アメリカにおける政治献金は概ね選挙に紐づいてなされているということでしょうか。日本では選挙のときに政治献金が大きく動くというより