チケットに関するジレンマ
どうも、世界一可愛い主宰の平安です。
「チケットを売る」事に関して、思うところがあったのでつらつらと書き連ねていきます。
まず第一に、route.©️での目標は、いつかチケットノルマを無くす事。
route.©️の作品に出会いたいと思ってくれる人を増やす事、そしてそんな人たちで席を埋める事。それが私たちの創作活動の第一の大きな壁です。
上記のスタンスでやっているので、チケットを売るのはあくまでroute.©️の仕事、でも現状それを達成できないから役者にも担ってもらっている、というのが私の認識。
ただ、チケットを売るのも役者の仕事、というのも一理あるなぁとも思っていて。
私が役者として出演するときは、お仕事依頼で「20枚前後の集客」と書いている以上、それを達成するのが仕事と思い集客しているんですが。
うーん。
難しい、難しいなぁ。
作演出の平安咲貴は、route.©️のコンセプトにどんぴしゃな子であれば、またはスパイスになる子であれば、集客できなかろうが何だろうが絶対にその子を使う派。
だけど、キャスト全員が10人集客できない人ばかりになってしまうと、それこそ予算が組めなくなってしまう。
だからせめて、集客できない役者さんを使う場合でも、劇団と私含めて周りの人達の集客でカバーできる範囲内で使いたい…と運営をしている平安咲貴は思う。
でも、でもさ〜!
役者さんって集客する為の道具じゃないからさ〜!
プライドだってあるからさ〜!
その役者さんが堂々と宣伝できる、「絶対面白い作品になるから見に来て!」って言えるものを作るよう尽力する、というのは作演出そして主宰として頑張るところなんだけど。
「これ演じてる自分、ファンの人に見られたくないなぁ」という作品も、過去にいくつもあるんですよ。
だからこそ、なんというか、作品がどういう風に舵を切るのかわからない状態で、役者さんに「チケット何枚売れますか?」「このくらいチケットを売って欲しいです」とずけずけ言ってしまう事に(主宰の平安咲貴は)抵抗を感じるのです。
言わなきゃいけないし、オーディション要項に集客目安を書いている時点で私が言える事ではないのですが。
ただこの、チケットに関するジレンマを…わかってほしい!!という気持ちでこれを書いています。
私は主宰として、運営として、route,©️を持続させるために予算組みを的確にしないといけない。
役者さんへのリスペクトって、どうやったら表せるんだろう。
早くroute.©️を壁サーにしたい。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?