現在成功している起業家を知る〜コミュニティ時代の働き方を考える〜
どうも、平原です。
早速好評の「コミュニティ時代を考える」です。
『旧時代』で消えていったネット起業家の特徴
2000年代初頭には、インターネット産業の「.comバブル崩壊」と呼ばれる大きな落ち込み期が訪れ、多くのネット起業家が消えていきました。
この時期には、多くの投資家が「インターネットでビジネスをすることが流行っているから」という理由だけで起業家に投資をしていたため、起業家たちは簡単に資金を調達することができました。
しかし、多くの起業家たちは、自分たちのビジネスモデルを説明できず、投資家たちからの信頼を得ることができませんでした。
また、当時の多くの起業家たちは、技術の進歩や社会環境の変化に対応することができなかったため、競争力を失い、消えていくことになりました。
『新時代』に適応したネット起業家の特徴
現代では、インターネットを用いたビジネスが当たり前の時代になっています。しかし、インターネットの技術や社会環境は常に変化しており、成功するためには常に新しいアイデアや戦略が必要です。
現在のインターネットビジネスにおいて成功している起業家たちは、新しいテクノロジーや社会の変化に敏感であり、常に先を見据えたビジネスモデルの構築を行っています。
例えば、楽天を創業した三木谷浩史氏は、1997年に日本で初めてのインターネットショッピングモール「楽天市場」を設立し、オンラインショッピング市場の先駆者となりました。
現在では、楽天グループは、オンラインショッピングや楽天トラベルなど、多岐にわたるビジネスを展開しています。
また、Sansanを創業した石井優氏は、名刺管理アプリの開発に着目し、ビジネスパーソン向けのサービスを提供しています。Sansanは、ビジネスパーソンが名刺をスマホで撮影するだけで、名刺の情報を自動的に読み取り、クラウド上にデータを保存することができるサービスです。
このサービスは、ビジネスマンの名刺管理を効率化することによって、ビジネスパーソンの生産性を高めることを目的としています。
起業しなかった我々はどう動くべきなのか
起業に興味はあるものの、実際には起業しなかった方々にとって、この先どのように動いたら良いのか悩んでいる方も多いはずです。
例えば、自分の得意なことや興味のあることを生かして、フリーランスやコンサルタントとして働く人も出てきました。先ほどのような企業を大きくすることに限らず、個人で収入を得られる時代になったわけです。
また、そういったまとまった仕事にならずとも、アフィリエイトやブログなどの副業をすることで、自分の好きなことを仕事にしている人もいます。
自分のスキルや知識を活かし、独自のビジネスを立ち上げることも可能という、とんでもなく選択肢が広がっている時代の中で私たちは、次の1歩をどう踏み出すのかという事が、とても重要になっています。
『コミュニティ』に所属するのは必須
現代のインターネットビジネスにおいて、コミュニティに所属することは非常に重要です。
コミュニティに所属することで、情報やアイデアの共有、ビジネスパートナーの獲得など、様々なメリットがあります。
私自身も紹介している『ビジネスサロン』では、80名近くのメンバーが日々情報交換を図っています。絶対に自分だけでは収集できない情報を使ってビジネスを構築し、シェアしているわけです。
中級プレイヤーはそうやって積極的に情報をシェアしていき、初級プレイヤーを引き上げていく。
上級プレイヤーはそういった過程をコンサルティング領域で発揮し、新しい事例を手に入れて共有するといった循環が起こっています。
いきなり起業。というのが無理なのは百も承知なわけですから、
情報を集めて、理念に共感できるコミュニティに参加して情報を受け取る事で、自分にできる事を精力的に行なっていく。というのが、乗り遅れた私たちにとってやるべき事なんです。
フォロワーシップを発揮する方法
コミュニティに所属することは重要ですが、コミュニティでの活動を通じてフォロワーシップを発揮することが、ビジネスにおいて成功するためには欠かせません。
結局、コミュニティで「フォロワー」になってしまえば、それは「ファン」であり、お金を受け取るのではなく支払う側で終わってしまいます。
それは「ビジネス」と言えるものではなくなってしまいます。
フォロワーシップとは、リーダーシップを発揮する人物に従い、共通の目的のために行動することです。例えば、コミュニティでの積極的な発言や、自分の知識や経験を共有することが挙げられます。また、コミュニティでのイベントやプロジェクトに積極的に参加することで、自分自身をアピールすることもできます。
僕自身に置き換えれば、ビジネスコミュニティで大事なことは「結果を出す事」です。
そして、その結果をシェアして実際に真似する事ができるようにコンテンツ化すること。そういった価値提供をコミュニティ内で経験したのちに、コミュニティ外に対しても情報発信を行う事で、仲間を増やしていく事ができるようになりました。
『新時代』を感じられる作品
最後に、現代のインターネットビジネスを象徴する作品を紹介します。
2022年に公開された
ONE PIECE FILM REDです。
ワンピースももう25周年を超えて、どう着地するのかわからなくなってきましたが(笑)
ビジネスとして捉えた時に、まさに旧時代である1990年代後半において「海賊王に、俺はなる!」
という圧倒的なメッセージ性と魅力で読者を巻き込んで人気作品として走り続けてきています。
「ビジョン型」のリーダーとして、象徴的な存在がルフィだと思います。
しかし、周りを囲む麦わら大船団の幹部たちや、物語を支えるキャラクターたちもまた、「そのキャラクターたちにとって、それぞれが自分の人生を主人公として生きている」描写が丁寧にされている所がポイント。
PrimeVideoで観れるようになりましたから、
ぜひ2時間ほど時間を空けて、観てみてほしいなと思います。
まとめ
時代は移り変わっていくものです。
今までのやり方は通用しなくなるし、
通用しているやり方もまた、すぐに流れていってしまう。
その中で、自分自身に固執せず、
「流れに乗る」技術をとにかく磨いていく事が成功への近道。
だから僕は憧れの成功者に遠慮なく近づいて、
遠慮なく貢献して発言して行動していく。
結構引かれてきましたが、そのしぶとさが魅力になると信じて動いています。
泥臭さは強要するものではないですけどね。
でも、人間くさく生きる事こそ、AIやメタバースといった更なる新時代において、必須となる能力だと思っているのです。
ぜひ、コメントで考えをお聞かせいただけると嬉しいです。
それではまたお会いします。
平原でした。