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シャドウレイダーズの立ち回り考察をたくさんする その7:ゴードン編

株式会社コザイク様から発売されているボードゲーム「シャドウレイダーズ」のキャラクター別立ち回り考察をしていきます。
第7弾はゴードンです。


基本情報

スペック

陣営:レイダー
体力:14
勝利条件:シャドウが全員脱落する。
特殊能力:あなたの手番の最後に使用する。次のあなたの手番の初めまで、あなたはあらゆるダメージを受けない。(ゲーム中1回のみ)

勝利を目指すには

体力が全キャラクター中トップタイで、能力も防御タイプと生存性において嚙み合ったスペックを持つレイダー。その代わり攻撃・ダメージを与えることにおいては他キャラと比べてアドバンテージが基本的にないので、装備カードでしっかり補強したい。
シャドウとの抗争における役割としては最後まで生存して戦い抜くことだと考えている。不安定だが爆発力のある賭けのような選択をするよりは、ゲーム終盤までしっかり戦えることを見越した安定択をできるだけ取っていきたい。

基本的な立ち回り

まずは自分が引いた推理カードを攻撃レンジにいるプレイヤーに渡すべきか、それとも攻撃レンジにいないプレイヤーに渡す方がいいかである。結論としては好みであるのだが、私の経験則としてはシャドウに対して先手を取った方が勝率が若干高い気がするので攻撃レンジにいるプレイヤーに渡して、シャドウであることがわかれば即攻撃に移ってもいいだろう。この場合のメリットを考えると、お互い能力を使用せず装備の充実度合いも似たり寄ったりの状態から殴り合いを始めるので先手を取ることのアドバンテージは存在するし、ゴードンは体力そのものが大きいので相手より脱落が近くなって不利になることは少ないと思われる。逆に攻撃レンジにいないプレイヤーに推理カードを渡してゲームをゆっくり進めるメリットは、序盤からの争いを避けて自身ができるだけ最後まで生存することを優先し、ゲーム後半のダイスによる攻撃が重くなりやすいときに能力で相手からのダメージに一度待ったをかけやすい。

ある程度陣営が透けてきたのであれば積極的にシャドウに攻撃を仕掛けに行っていいだろう。このキャラクターは体力が高いためレイダーの中でタンク的な役割を担うこともあるし、前述の通り小競り合い程度で不利になるような脆弱さもないからである。
ブラックミスト地区で選んで引くカードについても、体力の高さから多少のリスクを承知で黒のカードを引いて、攻撃力の上がる装備カードや使い捨ての効果によるダメージ源を稼ぎに行きたい。
特にダメージを上げる装備は意識して持つようにして、ゲーム終盤に火力負けしないように備えたい。

集めたい装備

正直なところ何でもいいが、相手のダメージリスクを軽減する傾向のある白のカードのものよりは最終的に相手を倒せるダメージ増加を期待できる黒のカードのものの方がいいだろう。

例外としては白のカードにはエクスカリバーと神秘のコンパス。エクスカリバーはレイダーにとっての優秀なダメージ増加装備だし、神秘のコンパスは持っていればとりあえず強い。

黒のカードではガトリングが持っていると邪魔になることがある。拡張の有無と遊ぶルールによるが相方のレイダーはE・Fで体力が控えめであることがわかるので下手に味方を巻き込みたくはない。

能力の使用タイミング

できるだけ自分が大きなダメージを受けるリスクがあると思ったターンの終わりに使用したい。
要素の一つとしてはゲーム終盤でシャドウのプレイヤーが優秀な装備を集められたとき。
もう一つはマップ上の盤面である。出目の都合上出やすいブラックミスト地区に行けばダメージを与えられる場所にゲーム終盤で来てしまったときは危険を感じて能力の使用を考えていいし、女王陛下の飛行船があるなら自分かシャドウがそこに居るときはかなり良いタイミングだと言えるだろう。

細かい話になるが、ヴァンパイアが自分を攻撃できそうなときもタイミングとしては良く、ゲーム終盤でライフの1つ2つが貴重なときにヴァンパイアが自分にダメージを与えられず、そのため能力で回復できないときは状況として優れている。

もう一点補足として、仲間のレイダーやダニエルが生存している場合、能力を使用することでそちらへヘイトが向くリスクは考慮したい。仲間が生存しているならば能力を使用するべきではないとまでは言わないが、レイダーが自分ひとりになっている状況の方が能力の使用タイミングとしては手堅いだろう。

まとめ

・最後まで生存して戦い抜きたい
・序盤から攻めに行って先手をとるかは好み
・殴り合いに勝てるような装備集めをしよう
・たくさん殴られそうなタイミングに能力を使用したい

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