シャドウレイダーズの立ち回り考察をたくさんする その18:アルスター編
株式会社コザイク様から発売されているボードゲーム「シャドウレイダーズ」のキャラクター別立ち回り考察をしていきます。
第18弾はアルスターです。
基本情報
スペック
陣営:シャドウ
体力:11
勝利条件:レイダーが全員脱落する。またはシチズンが3人脱落する。
特殊能力:あなたは攻撃を2回行える。
勝利を目指すには
攻撃が2回できクレイグと異なりデメリットもなく、回数に制限もないシンプルに強力な能力をを持つシャドウである。その分体力が低く設定されているためあっさりと脱落してしまうリスクも存在するので、できるだけ長く生存して何度も攻撃ができるかどうかが勝利への貢献のポイントとなると思われる。
基本的な立ち回り
できるだけ先手を取ってダイスによる攻撃をしたいキャラクターであると考えられる。そのため序盤~中盤の周りの正体がはっきりしない時期は機会が得られれば推理カードをまず引きに行きたい。引いた推理カードを渡す対象も基本的に攻撃レンジにいるプレイヤーにして、レイダーが攻撃レンジにいるなら正体を公開するかどうかはともかくどんどん攻撃を仕掛けよう。
ゲーム開始前に採用したルールで、同じアルファベットのキャラクターカードが存在しないように調整した場合、自分自身が「U」のシャドウなのでウルリッヒが存在しないことになる。この場合は推理カードの回答を100%信用していいという情報のアドバンテージが自分にだけ存在するので、より先手を取りやすいと思われる。
周りの陣営が透けてきて推理カードを引く必要性がなくなってきた場合に白のカードと黒のカードのどちらを優先して引くかであるが、正体を公開していないかつ残体力に余裕があるなら黒のカードを選ぶことを勧める。理由は複数存在し、シンプルに装備カードが黒のカードの方が相性が良いものが多いことと、白のカードには幸せのクッキーは確かに存在するがウルリッヒと異なりアルスターは闇を祓う鏡で正体を公開しなくてはならないので白のカードをめくることに関してリスクが存在するからである。
正体を公開してしまって体力も減ってきているなら白のカードを引くことを選択肢に入れてもいいだろう。
そうして黒のカードを多めに引いて攻撃のダメージを上げる装備を集めておくと、能力使用時の恩恵が大きくなる。市庁舎などのテクニカルな方法でダメージを稼ぐよりもシンプルにダイスで攻撃していって勝利へ貢献しよう。
集めたい装備
ダイスによる攻撃と噛み合うのはやはり黒のカードに集中する。黒であれば何でもいいくらいの感覚でいていいだろう。
黒のカードに存在する強力な装備2種としてガトリングと妖刀マサムネが存在するが、ガトリングは味方を巻き込むリスクが存在して場合によっては2回攻撃することが憚られる、妖刀マサムネも優秀ではあるのだがそもそもアルスターは2回攻撃できるので攻撃失敗のリスクが少ない。よってダメージを1増加させるだけの4枚も状況によっては安定択として選んでもいい場合もある。味方を巻き込むリスクがある序盤であればガトリング・妖刀マサムネは敢えて避けてもいいかもしれない。
能力の使用タイミング
もちろんレイダーに攻撃できるタイミングであれば能力の使用を検討していいのだが、あまりに早期であると袋叩きに会って早々に脱落するリスクが存在する。
とはいえ先手を取って大きな動きをしたいので、大体半分くらいのプレイヤーに正体が割れてしまっていると体感していて、かつ装備カードでダイスによる攻撃の火力が底上げされているなら正体を公開してしまっていいだろう。
まとめ
・能力は複数回使用したい
・採用ルールによっては「ウルリッヒはいない」という情報アドを持てる
・先手を取るべく動くべし
・装備は黒のカードなら何でも嬉しい
・正体の公開・能力の使用もやっぱり先手を取りたい