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消えた天才メイソングリーンウッドに迫る

今グリーンウッドに迫る理由

10/2 のマンチェスター・ダービーは 21/22 シーズンに続きユナイテッドに取ってひどい内容でした。
シティーの選手で特に目立ったのがハットトリックのハートランドとフォーデンのコンビです。
ハートランドはユナイテッド戦に限らずプレミアリーグの試合で得点を量産しており、初挑戦にも関わらずすごい勢いです。
フォーデンもこの日の試合では神出鬼没で、スポットをつくポジショニングにはユナイテッドの DF 陣も手を焼いておりさすがでした。

そんなフォーデンとイングランド代表の同世代である天才メイソングリーンウッドは今仮保釈中です。(10/15 に保釈条件を破ってしまい再逮捕されてしまいましたが…)
これまでもチームがひどい状況にあった際に一部のユナイテッドサポーターからグリーンウッド復帰を願う声がありました。
今回のダービー敗戦後もちらほらあったように思えます。
今回はそんな彼が現在どんな状態なのか深堀りつつ、もし事件が起きずにチームにいたらどういったことになるかシミュレーションしてみたいと思います。

※ 彼がしたことは許されざる行為で、復帰してほしいと願う記事ではありません。

こちらの記事の内容は弊ポッドキャストでも話しているのでよかったらお聴きください!

基本情報

マンチェスター・ユナイテッドユース育ちで、2001 年生まれの 21 歳です。ポジションは主に右 WG です。
ユナイテッド加入が 2019/07/01 となっており、2025/06/30 までの 6 年間契約があります。
記事を書いている段階では残り 3 年弱といったところです。

特徴

利き足は左だが両足遜色なく使えます。
シュートがとりあえず上手いです。
シュートの殆どが際どいコースに突き刺さってます。
ファンペルシーを彷彿とさせるしなやかな足さばきで、ルーニーのようなシュートスキルがあります。
ちなみに、彼のアイドルがルーニーだったみたいです。

あと、ドリブルも結構得意で両足使えるためボールの扱いが丁寧なところも挙げられます。

これまでの成績

ユナイテッド U18 に 15 歳で出場しており、17 試合 16 得点と若い頃から怪物ぶりを発揮していました。

トップチームデビュー時は 17 歳で、スールシャール政権下で 1 シーズンで 10 得点を記録しました。
18 歳で 10 得点は元祖ワンダーボーイのマイケル・オーウェン以来の快挙らしいです。
19/20 はブルーノ・フェルナンデス加入とグリーンウッドの台頭があってプレミア 2 位を取れたと思っています。
マルシャル、ラッシュフォード、グリーンウッドの 3 トップが強かったしまたみたいトリオです。

20/21 ではライアンギクスの 11 番をついでおり、これからを期待される選手としてユナイテッドはもちろん、外部にも知られることとなりました。
ただライアン・ギグスのプレーは引き継いでほしいですが、悪い部分まで引き継いでほしくなかったものです…(ブラックジョークが過ぎました、すみません。)

何があったのか?

深くは言いませんが、恋人に性的暴行を働いてしまったことで起訴されました。

そもそも過去から素行が悪いという噂は聞いていました。
笑気ガス吸っている姿を SNS に挙げたり、代表戦後にフォーデンとともに女性をホテルに連れ込んだ事件があり代表追放になったりと生活態度に対して前からクラブから注意を受けることがあったそうです。
ちなみにフォーデンは代表に戻れており、シティでの活躍ぶりを見ると現在では反省しているのだと思われます。

現状

仮釈放されていましたが、条件の違反により再逮捕されております。
Twitter を漁ってみたのですがほとんど情報がなく信憑性薄いため確かではないが一応時系列に見てくと…

  • 4 月

    • 公の場に久しぶりに顔を出す

  • 5 月

    • ラングニックがグリーンウッドを失ったのに FW の補強をしてくれなかったとクラブを批判

  • 6 月

    • 17 日: メイソン・グリーンウッドの保釈延長公聴会は、次の木曜日に非公開で開催されます

    • 24 日:  メイソン・グリーンウッドに関するグレーター・マンチェスター警察の声明:「昨日の公聴会の後、2022年1月30日日曜日にレイプ、暴行、殺害の脅迫の疑いで逮捕された20歳の男は保釈されたままです。」

      • 「保釈審査の結果は捜査の進行に影響を与えないため、グレーター・マンチェスター警察は、容疑者が起訴されるか釈放されるまで、この事件に関してこれ以上の最新情報を提供することはありません。」

  • 10 月

    • 14 日: 元カノのハリエットさんとインスタが相互フォローになり解決に向かっているのではないかとざわつかせる

    • 15 日

      • 釈放条件の違反により再逮捕

      • メイソン・グリーンウッドは、被害者とされる人物と連絡を取り、保釈条件に違反した疑いで逮捕されました

また Twitter を調べてみて思ったのが海外では復帰反対派の人が多いようです。
単純に犯罪者をクラブに置いておけないという意見や、クラブの対外的な評判にもつながるのでオーナーやスタッフもそう簡単に復帰させるのは難しいという意見がありました。
今復帰したとしても半年以上のブランクがあるためコンディションを戻すのに時間を要するでしょう。
またアントニー、ガルナチョ、ラッシュフォードやサンチョなど競争が強すぎるので仮に復帰したとしてもベンチにも入れないことがありそうです。

もし、21/22 から 22/23 シーズンに彼がいたらどうなった?

ここからは妄想話です。
もし事件が起きておらず 21/22, 22/23 シーズン彼があのままいたらどうなってたかをシミュレーションしてみたいと思います。
そうはならんだろwというツッコミがあるかもしれませんが、参考になればと思います。

22/21 シーズン


事件発生が 22 年 1 月、それまでリーグ戦は 18 試合 5 得点 1 アシストでした。
同じ 11 番のギグスが 20 歳のときの成績(13 得点、7 アシスト)を参考にして仮に同じ生成器をマークできたと仮定します。
するとチーム全体として 20 GA - 6GA(事件発生までの記録)で +14 得点となります。
22/21 シーズンが 58 勝ち点 / 57得点 なので得点 1 に対して仮に 1 勝ち点を獲得できたとしましょう。
すると、72 勝ち点、71 得点 57 失点、得失点が +14 となり、なんとプレミア 4 位になります。(アーセナル 69 点, トッテナム 71 点)

すごくこじつけ感がありますが、冬に FW を補強しなかったため単純に戦力ダウンしての結果だったのでそのままグリーンウッドがいてくれたらあり得たかもしれません。。

22/23 シーズン

まず、ポジションがかぶるアントニーの加入がなかったかもしれません。
その分、余った 1 億ユーロを右サイドバックやワントップの選手に当てれたかもしれないと考えることができます。
アントニーはアーセナル戦のゴールが記憶に新しくダービーでも反撃の狼煙となる得点をあげており良い選手ですが、獲得にかかった金額が多かったのでそういった妄想をしてしまいます。。

まとめ

以上、グリーンウッドの現在をまとめつつ事件が起きなかった世界線ではどうなっていたかのシミュレーションをしてみました。
重ね重ねになりますが、彼のしたことは許されざる行為で簡単に復帰できるのは違うと私も思っております。
ただ彼は彗星のごとく現れ、シュートでファンを魅了し、チームに勢いをもたらし、プレミア 2 位の原動力となりました。
ユナサポからするとこれからが楽しみなホープでありました。
このまま彗星のごとく去っていってしまうのか、今後も注目して追っていきたいと思います。

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