プレミアリーグ後半戦見どころ 3 選
ワールドカップ選手の活躍を見るべし!
ワールドカップでサッカーを見るようになった方にプレミアリーグはおすすめである。
ワールドカップに登録されている選手 830 名ほどの中で約半数の 450 人が欧州 5 大リーグ(イングランド、スペイン、ドイツ、イタリア、フランス)に所属している選手である。
南米のアルゼンチン優勝で幕を閉じたワールドカップであったが所属クラブで見ると欧州のクラブの選手が多く、まだまだサッカーの本場は欧州であることがよく分かる数字である。
更にリーグごとに見ていくとプレミアリーグが 158 人と一番多くワールドカップに選手を送り出しており、これは 2 位のスペイン 86 人のほぼ約 2 倍である。
続いてドイツ 81 人、イタリア 70 人、フランス 59 人という内訳である。(逆に考えるとイタリアなんかは本国が出ていないのに 70 人送り出しててすごい)
そのためプレミアリーグを見ればワールドカップ選手の活躍がそのまま続けて見れると言っても過言ではない。
またワールドカップに出れなかったスーパーな選手たちがいるのもプレミアの魅力だ。
シティのハートランド、リヴァプールのサラーなどワールドカップでの疲労がない選手たちの活躍に注目するのも後半戦の楽しみの一つだ。
1 月の決戦を楽しむべし!
ボクシングデーから再開したプレミアリーグは年末年始休まないことで有名である。
1/1 にはブライトン vs アーセナルと日本人同士の戦いで盛り上がりを見せたプレミアリーグだが、1, 2 月は強豪同士の戦いやダービーが続く。
1/14 ユナイテッド vs シティー(マンチェスターダービー)
1/16 ノースロンドンダービー
1/20 シティ vs トッテナム
1/21 リヴァプール vs チェルシー
1/23 アーセナル vs ユナイテッド
これだけのビッグマッチが組まれるのもプレミアリーグの魅力だがこれだけ集中するのも珍しい。
1 月は Spotv Now もしくは Abema にかじりつくことになりそうだ。
サプライズづくしの順位表に注目すべし!
ここ数年プレミアリーグはマンチェスター・シティとリヴァプールの 2 チームが牽引しておりこの 2 チームで優勝を争うシーズンが多かった。
今年は例年と違い競争が激化している。
順位表を見てみると前半戦の王者である昨季 5 位のアーセナルが 1 位、昨季王者のシティが 2 位、続いてサプライズで昨季 11 位のニューカッスルが 3 位となっている。
その他で見てもサプライズで、優勝予想によく挙げられるリヴァプールが 6 位、昇格組のフラムが 7 位と検討、三笘選手がいるブライトンが 8 位と躍進、チェルシーがなんと 10 位など例年に比べいびつな順位表である。
ツッコミどころが多いがとりあえずトップ 3 に注目してみると後半戦面白いのではないかと思う。
アーセナル
今季の好調を公式サイトの記事で説明しており、特に単一障害点だった SB 問題を解決できたのが良かった点だと思う。
昨季冨安、ティアニー頼みのアーセナルで後半戦彼らが怪我で出れなくなるとみるみる調子を落としていったのを覚えています。
今季はジンチェンコを獲得し、サリバが復帰したことにより、ディフェンス陣の厚みがましたのが今季の安定感につながっていると思います。
クリスマス時点で 1 位のクラブが過去 10 シーズンのうち 7 シーズン優勝しているので、そのままの勢いでアーセナルが優勝するのか注目すべきである。
マンチェスター・シティ
ハーランドは一体何点取るのでしょうか…?
記事執筆中の 1/9 時点でプレミアリーグで 21 得点しているハーランド、出場 14 試合で 20 得点するのは史上最速、もちろん最年少。
プレミアリーグの最多得点記録は 32 でこの記録が破られるかどうか後半戦注目したい。
ちなみにハーランドより得点できていないチームもいるらしい。
先程アーセナルのところでも書いたがクリスマス時点で 1 位のクラブがそのまま優勝するジンクスが 3 シーズンだけ破られており、すべてシティが破っている。
今季もそうなり得るのか期待して見ていきたい。
ニューカッスル
一番驚くべきが 3 位にニューカッスルがいることだろう。
特筆すべき点としてとにかく失点しない、負けないのが今季の特徴だろう。
先程の順位表の通り失点数が 11 でリーグ最少、負けの数もアーセナルと並び最少と失点しないことが今季のニューカッスルだと言える。
これは昨季から補強していた DF, GK の選手の活躍だと言える。
ただ負けないのは良いが引き分けが多すぎるのでここを勝ちにできないと優勝争いはできない。
昨季前半まではサンマクシマンのワンマンチームだった印象だが前線のタレントも揃いつつあるので後半戦は得点し勝ち点を取れるかに注目していきたい。
ニューカッスルは好調の理由が他にもあるはずなのでもっと調べてみたい。