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コロナが発症して10日目(無料記事)

コロナが発症して10日以上が経ちますが全然スッキリ治りません。今日は全体的に絶不調なので、気を紛らわすためにnoteを書いています。転んでもタダでは起きないのです。

結局、発症してから一度も体温が37度を超えることはありませんでしたが、ダラダラとずっと不調が続いています。具体的なコロナの症状があると言えば、副鼻腔炎と下痢ぐらいでしょうか。下痢は治ったり悪化したり1日単位で変わります。直線的に治っていかないところが、インフルエンザや普通の風邪と違うところでしょうか。

あとは皮膚症状と言いますか、体温調整が上手くいきません。エアコンを付けるとすぐに寒くなりますし、エアコンを消すとすぐに暑くなります。常に皮膚がピリピリしています。

恐らくもうウイルスは駆逐されて体内にはいないんでしょうが、ウイルスによって破壊された部分の復旧が始まるところなんでしょう。中枢は破壊されてないんでしょうが、高速道路とか新幹線とか空港みたいなインフラが破壊されてるんでしょう。

身体全体から見たら大した被害ではないんでしょうが、インフラの重要な部分が破壊されていることで、流通が止まってしまっていると言いますか。まあそんなイメージをしています。

「コロナはただの風邪」と言う人もいますが、それは「コロナがただの風邪だった」人が言っているんだと思います。私もコロナには感染しましたが、死ぬほどの思いは全くしてないので、強いて言うなら「コロナは超面倒くさい風邪」って感じです。

今年の正月に風邪で40度近く発熱した時は「死ぬかと思った」という感覚がありましたが、今回のコロナではそんな感じはありません。でも、ちょっとツラいのはやや抑うつ状態になっている事です。コロナの後遺症でうつ病になってしまう人もいると聞きますから、本当にやめてほしいです。

本当にビックリするぐらい感情が無くなりつつあります。体調不良なんだからしょうがないんですが嫌な感覚ですね。

若い頃だったら「どうしよう!困った!原因は何だ?対策は何だ?一刻も早く元に戻りたい!助けて!」と焦って、Googleで調べまくったことでしょうが、こういう時はこの感覚を味わうしかありません。「ああ、雨が降ってきた。止むまで待とう。雨の音もよく聞けばいい音じゃないか。」みたいな無常観ですね。完全に受け入れてしまうんです。

「辛さ」がなぜ辛いかと言うと、辛さに対して抗おうをするからです。辛さは抗いに対して拮抗しようとしますから、強く抗うと辛さも大きくなります。2の辛さだった時に5で抗うと、辛さも5になります。だから、2の辛さだったら抵抗を0にすると、辛さも0になります。

「受け入れる」と言うとやや抵抗があるので、私は「味わう」という言い方にしています。「受け入れる」には負けた感じもありますが、「味わう」は主体的に受け入れた感覚があるからです。

いや、本当は味わいたくなんてないんですよ。でも、味わうと思うことでゲリラ豪雨をやり過ごしてるんです。

最近はちょっと気持ちにムラが出てきたらすぐに筋トレをしてました。筋トレをして心拍数を130ぐらいに上げて、ゼーハーゼーハーやっていると、完全に気持ちがリセットされて元気になるんです。心拍数130って大したこと無いように感じると思いますが、私は洞性徐脈で脈が45回/分ぐらいなので、130は3倍ぐらいなんです。

でも、コロナに感染すると心筋炎になってる可能性があるから、しっかり治るまで激しい運動はしない方がいいと聞いてます。だから、抑うつ状態になってても筋トレはしないようにしてるんです。だから今の私は雨宿りをするしかないのです。雨音に聴覚を集中させるのです。マインドフルネスなのです。

今回の記事を無料にしているのは、そういうパターンもあるというビッグデータの一部になればいいと思ったからです。あとになって「あの症状はコロナは関係なく、コロナという言葉に自律神経が負けただけ。」と結論付けられてもいいんです。「もともとメンタルが弱いやつはコロナによってメンタルの弱さが際立ってしまう。」という結論でもいいんです。症例のひとつになれば。

たぶん、1週間後ぐらいにはだいぶ良くなってしまい、こんなnoteを書いてた事を恥ずかしく思うと思いますがそれでいいんです。メタ認知の練習です。

そして、ここまで洗いざらい書くことで、いま気持ちがすごくスッキリしています。いい気なものです。でもアウトプットの効用ってこういう事なんだとも思います。文章にすることで、モヤモヤが整理されて正体が見えるんです。正体が見えれば、それが得体の知れない巨大な怪物ではなく、3cm程度のムシであることが分かります。そして、そのムシに飲み込まれない事が分かります。だから放置出来るんです。

少し話を戻しますが、「抗い」は怪物を巨大化させます。不安や恐怖の怪物は抗いをエサにしてどんどん大きくなります。まるで核融合のように。だから、不安や恐怖や不快感に抗ってはいけないのです。味わうのです。そして、栄養を絶たれた怪物はみるみる小さくなっていくのです。

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