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石田徹也映画の日記 03:メンバーシップ

3月中には絶対に石田徹也映画のシナリオを書き上げなければなりません。重要な方々にそういう約束をしてしまったからです。そして、私は約束をしないとケツに火がつかないので約束は大事なのです。

去年あたりは、いきなりシナリオを書き出すことはせずに、石田くんと私の年表を作ったり、映画のシーンになりそうなエピソードをリストアップしたりしていました。あの頃あった大事件を年表に入れ込んだりして。

そして今年の2月に入ってから遂にシナリオに取り掛かりました。頭から丁寧に書いていくと言うよりも、長いあらすじを書くイメージで書き始めました。企画書と箱書きの中間ぐらいのものです。

私は短編映画のシナリオはあっという間に書けてしまうんですが、長編となるとマインドセットが変わります。やっぱり「長い」というイメージを強く持ちすぎてしまいます。本気で短編映画のシナリオは1日で書けてしまいます。

毎回混乱するのが、私が設定している「長い」のイメージが大河ドラマみたいな長さなんです。その長さの中でいろいろなドラマが並行して進み、最後に収束するイメージです。そんな風に長編映画を捉えてしまうので、いつも途方に暮れてしまいます。

今回は途方に暮れないように「長めの短編」みたいなイメージで取り掛かりました。実際に目指す長さも90分ぐらいですので。

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