#17 2024年10/27(日)主に短答生向けスペース 議事録

20241028(月)9:50追記

スペースで「直前答練の財務会計が100点未満で・・・」というご質問に諦めるのは早いとお伝えしましたが、私自身、全国模試は財務会計論94/200点→3週間後の本試験は176点でした。同じような推移の合格者も多いです。
点数より内訳を重視して、「とにかく本試験までに潰す!」と前のめりで行きましょうね。

▼参考までに、私の短答直前期の成績推移をまとめました

はじめに

短答まで6週間となりご相談が増えてきたため、主に短答生向けに、昨日20時-21時50分X(Twitter)でスペースを実施しました。
1時間50分と長いので、議事録にまとめておきます。
5-7分ほどで読めます。

冒頭25分状況別のポイントをお伝えしてから、DMでいただいたご質問に管理岡本先生と一緒に答えています。

▼録音視聴はこちらからどうぞ。

※視聴にはX(Twitter)アカウントが必要です。匿名で視聴可能です。

【TAC生向け】
重要なポイントは、本科生向けオンラインセミナーでお伝え済みです。セミナーアーカイブ資料をご活用ください。
また、対面・オンラインの質問・相談制度のほか、各目標年度の学習法LINEオープンチャットでも質問対応しています(匿名参加。学習法と財務理論は私、監査論は岡田先生対応)。
Web School下段→目標年度別の受講生専用ページからご参加ください。

1. 状況別のポイント

12月目標 短答直前期のポイント3つ

①テキスト・問題演習双方取り組む
②メリハリを付ける 得意なところは一旦飛ばす
③体調・メンタル管理
できるようになったことを点数以外でも探す

ケース別注意点
①比較的成績が良いケース・・・悔しい経験が少ないと、答練の復習が粗くなりやすい。「この科目・論点はもう大丈夫だな」と油断せず、基礎的な問題ほど、周辺まであやしいところがないか慎重に復習。特に、最後の2週間。

②まだ伸び悩んでいるケース・・・まずは重要なところから。完璧を目指さない。覚えにくいところを探す。本試験で自己最高得点をたたき出すことも多い。
★財務計算・管理は、まずはアクセスを解き直して自力で解けるようにして、典型の考慮すべきポイントを叩き込む。習得まで時間がかかる論点は、リスクはあるが、短答までは一旦後回しにするケースも。

5月短答目標のポイント

TAC生は8月の状況別セミナー資料②p.25-を参考(5月短答目標向けのポイントやスケジュール例詳細記載あり)
12月短答を受ける場合、既に学習済みの分野は繰り返し復習して受験

26目標のポイント

入門・基礎マスター期学習法セミナー資料参考
1.ゴールを知り、逆算
2.計算力を付ける
3.学習環境を整える(特に、社会人受験生)

論文生のポイント

苦手科目の有無・度合い・発表後に掛けられる時間に応じて、部分的に学習再開。発表後は大手は説明会はなく、個別面談が始まる。業種研究や、エントリーシートの概要作成など取り組んでおきたい。就職サポートの相談活用。
★11/6(水)13:00-16:45 法人研究オンラインセミナー
今年度最後の就職イベント。各法人の特徴や採用スケジュール等を、23法人が7分ごとにオンラインプレゼン。
▼参加は以下URLをクリック▼
https://zoom.us/j/96067999164

★12/4(水)オープン答練(租税・管理・財務計算アクセス解き直し会)


2. ご質問への回答(開始25分-)

以下、抜粋です。

Q.計算科目で、論点の網羅的な思い出しができず難易度Aが取れない。何か効果的な学習は?

まずはアクセスを復習して解けるように。原則・容認や代表的なひっかけに気付けるようになる。網羅性はその後。

Q.直前答練で点数が伸びない。勉強仲間と比較してしまう。

やることを絞ってやり切る。計算科目は一旦アクセスとテキスト、理論科目は問題集とテキストなど。

Q.問題集は一通りやった。テキストは7・8割固まってきており退屈に感じる。過去問での問題演習をする場合の注意点は。

答練は、全記述本当に復習し切れているのか?今後の答練も含めてどうか?逆算する。 直近の本試験問題は出辛い。答練は過去問研究を行った上で、そろそろ出そうな論点を出題している面もある。

ポイント【プラスαの勉強をしたい際には】

重要な教材や必要なことを終わらせてから、余った時間で。気分転換に近いため、「自習時間」にはカウントしないようなイメージがおすすめ。

Q.直前答練で、企業法と管理が安定しない。直前2で管理は伸びたが、逆に企業法が下がった。

短答の成績は、直前1週間の過ごし方で大きく動くことが多い。 管理に充てていて企業法が一旦おろそかになっていたのであれば、ある程度下がるのは折り込み済みと捉える。 ここからはバランス重視にしたい。特に、最後の2週間。 管理の理論は、答練では解けなかったものと問題集・アクセス・周辺テキストを本試験までにつぶせば、6・7問/8問になる。

ポイント【短答管理に恐怖心が強い場合】

最近の本試験は良心的。あまり怖がらずでOK。答練では少し難しめの本試験を想定した回も作るが、本試験ではアクセスのようなレベルの問題が多く出る。

最初20分で理論を確実に解く。計算で簡単で解きやすそうな問題をまず2問。これで足切りはない。あとは落ち着いて、積み上げていく。結果的に最近の本試験では7割を超えられる。

※理論の読み飛ばしが多い場合、焦って早く解こうとしていないか?振り返る。管理理論も5点あるのだから、2分など掛けてもOK。4肢中2肢だけ読むなどは×。

Q.計算で難易度Aを取り漏れてしまう。

まず、解いている最中に、【難易度Aの判断・見極め】はできているか? 管理だと、アクセスが難易度Aのイメージ。 アクセスで出題されていても違和感がない問題であれば、おそらくA。 資料が少なく、「見たことあるな」という形式など。 かつ、手を付けて3・4分時点で雲行きが怪しくなったら飛ばすこと。

Q.管理のテキストが覚えられない。

今の時期からだと、効率よく復習。問題や答練・アクセスで出ている論点の付近や単元始めの総論などを意識。

Q.遠方から関東への監査法人就活 オンライン面接だと不利?

特に不利はない。ただし、オンラインでもきちんと伝えられるよう、就職サポートの面接対策・相談等を利用。
▼予約サイト(別途メールや電話でも随時相談可能)

採用側からは、「事前準備ができる人なのか?」「コミュニケーションが取れるか?」が気になる。監査法人に入ってからも、クライアント先のビジネスや業界を調べてから現場に来る人か?
事前に法人の研究等すること。
自分の能力を高く見せるのではなく、「この人と一緒に働いても大丈夫だな」と相手を安心させられるように。


おわりに

以上、抜粋でした。
「スペースを聞いて、勇気を出して相談に来ました」という方も増えてきたので、またタイミングを見て実施しますね。


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今後も不定期ではありますが、noteを投稿していきます。
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