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文章で楽しんでもらう、かぁ
なんでだろう。仕事関係の飲み会が終わり、久しぶりにnoteを開いてみた。noteに文章を書かなくなってしばらく経っていたのに。
特に書きたいこともなく、書くこともない。書く理由さえもわからない。公表しちゃっていいの?って思うような内容のなさ。でも、また書いてみようかなぁって思ったのは不思議だ。
昨日、仕事中に本屋へ行った。目当ての本があったのだけれど、そこで1冊の本が目に止まった。三宅香帆さん著の「文芸オタクの私が教える バズる文章教室」(サンクチュアリ出版)という本だ。ペラペラと立ち読みをしてみる。気がつくとその本を片手にレジへ向かっていた。
なんだろうね、著者の文章からnoteに書かれてる記事やエッセイを読むような感じがしたんだ。どうしてだろうと思ったら、まえがきにこんな一文があった。
いったん
「文章で的確に伝える」という"技術的"な考えをわきに置いてみて……
そして
「文章で楽しんでもらう」
という"文芸的"な目線で書いてみませんか。
あぁこれかと思った。note読むのが、書くのがいいなぁと思わされた理由を説明された気がした。
内容的にもいわゆる技術書ではなく、著者が読んだ文章を分析して楽しんでる印象だ。(それでいて、ほぉ、と思わずつぶやいてしまう。参考になるんだなぁ。)小説家だけでなく、インターネット上での有名人など、ぼくたちが普段目につきやすい方を取り上げている。親近感。文章を取り上げて分析してくれてるのがまたいい。
本の内容を体現できるようになるには、書くことを重ねなくてはならないだろうけど、noteを始めて楽しんでた時を思い出したのだ。
今日の飲み会には、新卒で入社した時にお世話になった方も含まれていた。おそるおそる営業してたことや自分にダメ出しばっかしてたこと、自分の思いを伝えるのが今以上に下手だった。ふぅ、新人の頃を思い出しちまったぜ。
飲み会が終わり、1人スマホでnoteを開く。気づかないうちに、雨が降り、止んでいたようだ。アスファルトは、街の光を反射していた。
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