職場の人に興味を持つ方法
先日聞いてたラジオで、職場でのコミュニケーションに関するお悩み相談がありました。
新しい部署に馴染めない。
一人仕事が多く、寂しい。
リスナーさんがテレワークかどうかは分かりませんが、自分のようにテレワークだとその孤独はより深まるのかなあと思いながら聞いていました。
番組では「まずは相手に興味があるかどうかかだよね」「大事なのは会話の回数じゃなくて興味を持って相手の話を聞こうとするスタンスなのでは」という話になったのですが、ずっとテレワークで仕事だけしていると、興味を持つきっかけすらないのかもしれません。
■でもその悩みあんまなかったな🤔
っていうところまで考えて、あんまり自分にはその手の悩みはなかったなと思いました。
「"職場の人とは仕事がスムーズにできる程度に関係性があればいいよね"派だから困りすらしないのか……?」とも思いましたが、そんな自分でも周りの人のことは割と知っています。入社してから約1年半テレワークでも「あの人は○○が好き」「あの人は○○をやっている」と、なんとなくは分かります。
じゃあ何からその情報を得ているかというと、もっぱら日報や分報です。分報というのは社内版Twitterみたいなものです、たぶん。
サイボウズ、というか自チームでは、日報も分報も全社員が見られる場所に書いています。そのため、他部署・他拠点の人含め、何をしているのかやどんなことを考えているのかが分かります。
ただ、毎日の提出がマストなわけでも、マネージャーから内容のチェックが入るわけでもありません。そのため私の感覚では、上司への業務報告というより関係者への生存報告です。
ツールとしてはkintoneやGaroonを使ってやっています。
余談:リンク先だとGaroonのスケジュールを使って分報をやっていますが、個人的にはGaroonのスペースもおすすめです。日報であればGaroonのオンラインデモでイメージを確認できます。
#隙あらばGaroon語り
特に分報は、kintoneのスペースやピープルでやっている方が多いです。サイボウズでは公開のスペースが多いので、じゃんじゃん参加したりピープルをフォローしたりして、書き込みが通知欄に流れてくるようにしています。公開されていても流れてこないものは追いづらいですからね。Twitterと同じ。
余談:そうすると通知欄が溢れかえるので通知の絞り込みを活用しています。Twitterのリストみたいな感じです。私は、よく仕事で一緒になる方の絞り込みや趣味が同じ方の絞り込みを作ってます🔨
表示する通知を絞り込む|kintone ヘルプ
こういう場があるから直接会ったり話したりしなくても、仕事や趣味のこと、その時々の調子が分かっていたんだなあと改めて思いました。
プライベートでも、SNSで繋がっていればわざわざ個別に連絡したり会ったりしなくてもなんとなく様子が分かるじゃないですか。オープンな日報・分報はまさに社内SNSです。
■日報・分報は万能じゃないけれど
ただ、こういう場があったとしても、職場の人が見ているところで好き勝手書き込めるかって話はあるんですよね。私も一時期悩んでいました。その様子がこちら↓
でも手段の一つとしてはアリだと思うんです。選択肢としてないよりはある方がいい。
日報・分報だけで職場のコミュニケーションの問題が万事解決するとは思いませんが、上のnoteに書いた通り、少なくとも私は結構助けられています。
職場の人に興味を持つきっかけとして。
日報・分報、おすすめです。
■余談:別に職場の人と友達になりたいわけじゃない派に捧げる日報・分報のメリット
ここまで職場の人とコミュニケーションを取るためのきっかけ作り、興味の持ち方の話を書きました。
でも、
「そもそも積極的にコミュニケーションを取りたいわけじゃない」
「仕事だけできれば十分」
というタイプもいると思います。
正直めちゃくちゃ分かる。
無理に趣味の会話とかして険悪になるのも嫌だしさ!
職場の人だとこちら都合で縁切るとか難しいしさ!!
(※職場の人じゃなくてもご縁は大事にすべき)
でもそういう人にこそ活用してほしい日報・分報。なぜなら読むだけで相手の一次情報を得られるからです。
丸腰で初対面の人や久々に話す人と会話するのって難しいんですよね。アイスブレイクのことも考えると、どうして相手のことは知っておきたい。
でもその「相手を知る」の過程で、傷ついたり傷つけたりしないかが不安なんですよね〜! 人見知りあるあるだと思いますが、どうでしょうか。
そんなときに便利なのが日報・分報から得られる相手の情報です。
「最近○○されてるんですね〜 日報で見ましたよ!」
「分報に書かれてましたけど、あの話詳しく教えてください!」
これができます。打ち合わせ前のアイスブレイクはだいたいこれで行けます。
「職場の人ともっとコミュニケーションを取りたいけどきっかけが掴めない」な人にも、
「円滑に業務コミュニケーションを取りたいけど正直苦手」な人にも、
やっぱり日報・分報はおすすめです。ぜひ。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?