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[オンライン日本語レッスン] 私なりのトライアルレッスンのすすめ方と工夫を書いてみた。

こんにちは!今日は、私がトライアルレッスンで実践している進め方や工夫についてお話しします。これまでの経験を通じて、99%の確率で次回のレッスンやパッケージ購入に繋がる方法を見つけてきました😊

トライアルレッスンって少し緊張しますよね?私もいまだにドキドキすることがあります。でも、そんなときこそ「お互いを知るファーストステップ」としての意義を思い出し、リラックスして臨むことを心がけています。

今回ご紹介する内容は、私が試して良かったと思う方法をまとめたものです。ぜひ参考にして、あなた自身のオリジナルなスタイルを見つけてみてください!✨

1. トライアルレッスンの最初のメッセージ

トライアルレッスン、または初めてのレッスンの予約をいただいたら、まず最初に生徒さんにメッセージを送ります。この初めてのやり取りは、生徒さんとの信頼関係を築くための大事なステップです。

英語でメッセージを送る理由

  • 英語が共通言語であることが多い
    これまでの経験では、英語を話せない生徒さんに出会ったことはほとんどありません。英語を共通言語にすることで、スムーズなやり取りが可能になります。

  • 生徒さんの反応を観察するため
    メッセージへの返信内容を見ると、生徒さんの日本語力や学び方のスタイルがある程度分かります。例えば:

    • 日本語で返信する生徒さん:積極的で、日本語に自信のある方。

    • 英語と日本語を混ぜる生徒さん:初級レベルで、学んだフレーズを試そうとする方。

    • 英語のみで返信する生徒さん:これから学び始める方、または書くことに慣れていない方。

このような基準でレッスンがはじまる前に、生徒さんの学習レベルや性格を把握する手がかりにしています。(あくまでも私の観察です😊)

メッセージに少し日本語を混ぜる工夫

送るメッセージには、日本人に対しても使うような定番日本語フレーズを少しだけ混ぜるようにしています。「よろしくお願いします」「楽しみにしています」などのフレーズを添えることで、「これから日本語を学ぶんだ!」というリマインダーとして、です。


まず私がよく使う質問はとてもシンプルです。

「今まで日本語を勉強したことがありますか?」

この質問に対する生徒さんの反応はさまざまで、シンプルに「はい」「いいえ」と答える方もいれば、これまでの学習経験を詳しく教えてくださる方もいます。

以下は、最近よく送っているメッセージの例です。

メッセージの例

リサさん(仮名)、こんにちは!Thank you for booking a trial lesson! I look forward to meeting you!
Let me ask you a quick question:
Have you ever learned Japanese before? If so, please tell me your current level, such as your ability to read Hiragana and Katakana, know basic grammar, etc.
よろしくお願いします! 😊

ちなみに、私が例文を作るときは、LisaとJohnを使います! 
Lisaにする理由はユニバーサルな名前だから。Johnはなんとなく、です!笑

返事が来たら次に送るメッセージ

ほとんどの生徒さんが返事をくれるので、その際に、トライアルレッスンで何をするのかを軽く説明します。

私自身、「はい、今から自己紹介をしてください!」といった形式的なアプローチが苦手なので、会話の中で自己紹介を自然に進めるスタイルを取っています。

以下は、実際に私が先日送ったメッセージの例です。

Thank you for sharing your Japanese learning background! It’s great to hear that you’ve worked with both Genki and みんなの日本語.
For the trial lesson, I’d like us to focus on introducing ourselves and having a simple conversation to understand your current level and goals. We can cover basic topics like your daily routine, hobbies, or places you’ve visited in Japan.
I’ll prepare a few questions and topics in advance to guide the session. If there’s anything specific you’d like to focus on during the trial, please let me know!  楽しみにしています!

こうしたやり取りをすることで、生徒さんがリラックスしてレッスンに臨めるように心がけています。

2. トライアルレッスンの始まり


トライアルレッスン当日、まず最初に必ずすることがあります。それは・・・
「こんにちはー!」と笑顔で手を振ることです!👋😊

笑顔で手を振る理由は….
オンラインで教え始めた頃、友人からもらったアドバイスがきっかけでした。その友人が「初めての先生がビデオをオンにした瞬間に手を振ってくれたら、とても親しみやすく感じた」と話してくれたのです。

その言葉を聞いて「たしかに!」と思い、それ以来、私は毎回笑顔で手を振るようにしています。

  • 親しみやすさを演出
    初対面の緊張を和らげ、生徒さんに安心感を与えます。

  • 自然な笑顔を引き出す
    手を振ることで自然に笑顔になり、明るい雰囲気を作ることができます。

オンラインレッスンでは、このような小さなアクションが信頼関係を築く第一歩になります✨ 私自身がはじまる直前まで緊張しがちな性格だからこそ、まず明るい雰囲気を作ることを心がけています。


3. トライアルレッスン中の進め方

質問リストの活用する

事前に準備した質問リストを使い、生徒さんのレベルや興味を探ります。

次の3つのパターンに分けて進めることが多いです:

  1. 日本語をすでに学んでいる生徒さん向け

    • 質問例:「最近観た映画は何ですか?」など、日常生活や趣味について。(生徒さんのプロフィールで興味がある分野も確認してから質問を考えます)

    • 会話を深掘りすることで、自然にレベルを確認します。

  2. 教科書やセルフスタディ経験がある生徒さん向け

    • 質問例:「趣味は何ですか?」「週末は何をしましたか?」

    • 生徒さんが使用した教材や学習済みの文型に基づいた質問を準備します。

  3. ゼロビギナーの生徒さん向け

    • 質問例:「お名前は?」「お仕事は?」「どこに住んでいますか?」

    • 簡単なフレーズを練習しながら、生徒さんが自己紹介をできるようにサポートします。これらのフレーズを繰り返し練習しながら覚えられるようにし、文法の簡単な説明も交えます。最終的には、生徒さんがスムーズに自己紹介をできるようになることをゴールとしています。ひらがなが未習の場合はローマ字を使います。



4. トライアルレッスンのゴール

トライアルレッスンの最後には、生徒さんと一緒に自己紹介を完成させることを目標としています。このプロセスを通じて、生徒さんの日本語力や学習スタイル、そして目指すゴールをより深く理解することができます。

レッスンの終盤に必ず聞くこと

  • 日本語を勉強するきっかけや目的
    例:「なぜ日本語を学ぼうと思いましたか?」

  • 希望するレッスンのスタイル
    例:「会話中心が良いですか?それとも文法を詳しく学びたいですか?」

生徒さんの希望をもとに、次回のレッスン内容や進め方を一緒に決めます。「次回はこういう内容を取り上げましょう」と提案したり、「このような方法で進めていきますが、いかがですか?」と確認したりすることで、生徒さんが安心して次回のレッスンに臨めるようになります。

余談ですが…

実は、この続きとして「レッスン後に行うこと」もお話ししたいのですが、今回は長くなりすぎるため、次回に分けて書く予定です。

今日の記事も、細かく書きすぎて長文になってしまったのでなるべくコンパクトにまとめました。

それでも、自分の考えや気持ち、経験をシンプルに綴るのは意外と難しいですね😅

トライアルレッスンは、生徒さんと信頼関係を築き、お互いを理解する大切な場です。この記事でご紹介した内容が、あなた自身のレッスン作りの参考になれば嬉しいです!🌟

私は先生を探す立場になるたびに感じるのは、たくさんの先生の中から一人を選び、レッスンリクエストを送るまでに、細かい網の目をくぐり抜けるような感覚です。


だからこそ、あなたが選ばれたこと自体が素晴らしいことだと思います!✨

緊張しつつも、なんだかんだリラックスしてトライアルや初回のレッスンを楽しんだな〜!と。そんな生徒さんも講師の皆さんも楽しめるトライアルレッスンになりますように

最後まで読んでくださって、本当にありがとうございます!😊


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hiro| KOTOBASHIYA
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