【じーじは見た!】 前編:経済財政諮問会議の様子を見てみましょう⁉
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経済財政諮問会議は、内閣設置法第18条「重要政策に関する会議」に規定された会議の一つで内閣総理大臣の諮問を受けて経済財政政策に関して重要事項を審議する会議です。
1月~9月の間に11回の会議が開催されています。令和3年も1年間に17回開催されていて、首相にとっても内閣にとって非常に重要な会議と言えます。
さて、エネルギー価格高騰に伴うコストプッシュで上昇している物価への対応を始め、経済財政政策の重要な局面で、どのような話し合いがされているのか眺めてみましょう⁉
✅現在の経済財政諮問会議の議員名簿⁉
議長 岸田 文雄 内閣総理大臣
議員 松野 博一 内閣官房長官
同 山際 大志郎 内閣府特命担当大臣(経済財政政策) 兼 経済再生担当大臣
同 寺田 稔 総務大臣 同 鈴木 俊一 財務大臣 同 西村 康稔 経済産業大臣
同 黒田 東彦 日本銀行総裁
同 十倉 雅和 住友化学株式会社 代表取締役会長
同 中空 麻奈 BNPパリバ証券株式会社 グローバルマーケット総括本部副会長
同 新浪 剛史 サントリーホールディングス株式会社 代表取締役社長
同 柳川 範之 東京大学大学院経済学研究科教授
議員は10人以内と法律で規定されていますので、民間からは4名の有識者というのがこれまでの前例です。
過去の議員推移を内閣府HPから見てみると下記のとおり歴史を感じますね。
その中でもプロ経営者である新浪さんが長く議員を務められています。
一番古株の新浪さんが、安倍首相の時代から菅首相、岸田首相の経済財政諮問会議の議員として長年政府の仕事に関わってこられて「もったいない国だな」「悔しいなあ」との思いを吐露されている部分にURLをセットしています。2~3分聞いてみてください。
✅今現在の日本が直面している課題は?
何といっても給料が上がらない状況下でのエネルギー価格高騰と円安による輸入価格の上昇による物価高は、所得の実質減少をもたらせているという点で、貧しい国「日本」を顕著にし始めました。
日本だけでなく欧米も物価高に苦しんでいますが、生産性向上による賃金の上昇も伴っているのに対して、日本は、従来のやり方に固執しているために一向に生産性が上がりません。
✅どこを直していけば日本は復活するの?
これまで、ゆでガエルのように日本の産業競争力が低下してきましたが、人を安く雇う競争で何とか「いいものを安く」を維持してきました。
しかし、生産性を上げる努力(やり方を変える、DX化)、ダイバーシティ、特に女性活躍社会とはほど遠い状況を放置してきたツケが顕著に実質所得低下という現象になって現れてきました。
そのような状況の中でも「寄らば大樹」で今まで以上にチャレンジ精神はしぼみ、若い人でも企業にしがみつく状況から抜け出せないでいます。
さてこのような厳しい現状認識の中で、経済財政諮問会議は政府に何を提言しているのでしょうか?
後編で確かめてみましょう。
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(感謝)
▼稲垣経営研究所さんの記事でじーじの記事を紹介いただきました。じーじの川柳のお題「AI(人口知能)」からマッチングについて考えられた記事です。考察のきっかけになったとのことでじーじの記事を貼り付けていただき、本当にありがとうございます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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