ちょっとブレーク:炭素(カーボン)に色が付いている訳ではありません!
心はZ世代! 身体は還暦過ぎた昭和人! Z世代応援団のじーじです⁉️
昨日、水素に色がついている訳ではないという、グリーン水素、ブルー水素、グレー水素について投稿しました。
今度は、グリーンカーボン、ブルーカーボンのお話です。
「何それ?」と思いますよね。
地球温暖化対策は、自然を相手にしているので、実は複雑で「あちらを立てればこちらが立たず」といった自然のバランスにも関係してきます。
そんな自然のバランスを何とか分かり易く国民に理解してもらおうと色付け呼称につながっているのでしょう。
環境省では、ブルーカーボンをよく理解してもらおうと特設サイトを準備しています。
要するに海洋に生息する海草や藻がCO2を吸収して炭素(C)を身体の中に固定化してくれている炭素吸収効果のことを「ブルーカーボン」と呼んでいるのです。
一方、陸域の吸収源の王様は森林です。森林や農作物が吸収してくれている炭素吸収効果のことを「グリーンカーボン」と呼んでブルーカーボンと区別しています。
目に見えない炭素、CO2を温室効果ガスの代表選手として、この排出を抑制しないと地球が大変なことになると言われても「何となく陰謀論」や「経済戦争の道具」にされやすく、電源構成や国土の形状、緯度経度が国によって状況が違うので世界がまとまるのが難しいのです。
世界がまとまって自然破壊を防いだ実績としては、オゾン層破壊物質としてのフロンガス規制があります。オゾン層に穴が空いて放射線が通りたい放題状態を危惧して、世界中が協力して「フロンガス」を規正した結果、見事にオゾンホールと呼ばれていたオゾン層の破壊は止まりました。
こんな素晴らしい実績があるのですが、CO2問題は、何か一つのことをやればいいという問題ではないので、政治的になりやすく、イーロンマスクを超お金持ちにしてしまうような電気自動車(BEV)最優先に浮かれた結果、最近では不都合な真実(国の電源構成によっては、ハイブリッド<HEV>の方が環境負荷が少ない)も明らかになるなど実に複雑なのです。
あれだけ応援してくれたイーロン・マスク氏のテスラにとっては逆風だと思いますが、トランプさんはBEV購入の補助金を止めると言っています。
海洋植物が蓄えてくれていた炭素がどれくらいの規模で、CO2吸収効果がどれくらい効果的なものなのかは、実はよく分かっていません。
しかし温暖化による海水温の上昇でウニの大量発生などによる磯焼け(藻場が季節的消長や多少の 経年変化の範囲を超えて著しく衰退または消失して貧植生状態となる現象)が進んでいるなど、大気中のCO2濃度上昇同様に海水温の上昇も自然のバランスを崩し始めている現象が顕著になってきました。
そのため日本だけのガラパゴスルールではありますが、藻場の再生に貢献した事業にCO2吸収効果をJブルークレジットで認定し、それを排出権として売買できる市場を創出して、藻の経済価値を上げようとの取組があります。
世界中で森林減少や磯焼けの問題を共有できる日は近いのでしょうか?
光合成って地味ですけど、地球の生物に対する恵だと思うのですけど、まだまだマイノリティな考えなので人気がありません。是非、下記の記事を読んでいただき、スキ応援をお願いします👇
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(感謝)
▼きしゃこく先生のしゃかせん「毎昼12時」「Real World Teacher」「您是老師」でじーじの記事を紹介いただきました。きしゃこく先生、ありがとうございます。COP29が始まりました。原発はCO2を排出しない電源として見直され始めました。安全性を追求した利活用の道に投資資金が集まり始めています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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