ちょっとブレーク:多死社会の厳しい現実!
心はZ世代! 身体は還暦過ぎた昭和人! Z世代応援団のじーじです⁉️
人口減少の速度が加速して人手不足が物流の2024年問題のような形で色々な分野で顕在化してきました。
特に1次産業(農林水産分野)や介護、看護、サービス業(ホテル・観光分野)で人手不足が顕在化しています。
先日、人口減少を東京一極集中が原因かのような物言いはいかんと小池知事が知事会で「人口減少には日本全体最適を考えていかないと問題解決にはならない」と発言して話題👇になりました。
首長が個別最適で考えていたのでは駄目だという意見には賛否があります(都知事選挙なんだから都民のことだけを考えろという石丸否定派も多い)が、人口問題のような構造問題に関しては、石丸さんが都知事選で主張されていたように「国政」か「都政」かといった問題ではなく、全体最適で考えていく必要があるとじーじは思うのです。
小池さんが言うように、人口問題に対して地方自治体がパイの取り合いをしていたのでは日本全体が不幸になっていきます。
人口動態の月例統計は5か月遅れで公表されていますので、8月6日公表の最新データは令和6年<2024年>3月実績です。このデータと厚労省公表の過去データで一番古い平成9年<1997年>3月実績との比較で見てみると失われた30年の深刻さが分かります。
平成9年3月の出生数 95,175人
令和6年3月の出生数 52,470人
減少数 -42,705人(44.9%減)
平成9年3月の死亡数 81,031人
令和6年3月の死亡数 142,937人
増加数 +61,906人(76.4%増)
<出生-死亡:人口増減>
平成9年3月の増減 +14,144人
※少子化なのに寿命が延びて人口増
令和6年3月の増減 -90,467人
※出産可能年齢女性の減少で人口減少加速
増減差 -104,611人
※年換算では120万人もの差
こうやって客観数字を目の前にするとビビりますよね。
問題点を象徴する呼称として「少子高齢化」はよくないですね。
深刻さを感じさせません。
日本が直面しているのは「人口減少加速の多死社会」なのです。
上記の数字をみると少々のバラマキをしたところで即効性も中期的な回復も厳しいことが分りますよね。
だから今やるべきことは、労働者が減ってもパイ(経済力)を大きくできて働く若いご夫婦の賃金を継続して上げていけるように生産性向上の国内投資(AIやDX投資)をしていくことなのです。
そうしないと悲惨な未来が待っていることなんか、人口動態統計を見れば誰にでも予測ができるのですが、事実を知ったところで世の中は良くなっていきません。。
政治家たちが、既得権益維持を続ける巧妙な作戦に出るからです。
賃上げと言いながら、人を安くこき使う競争を繰り返すかのように「外国人技能実習制度」の呼称を残したまま、実質移民受け入れへと舵を切る法改正をやってでも、外国人に安く働いてもらって、大票田の分野(1次産業・サービス業)の期待に応えようとするのです。
少しは勇気をもって国民に語り掛け、知恵を出して、シンガポールのような外国人との共生を考えていかないと、安くこき使うことばかり考えていると、外国人に選ばれない国になるだけでなく、治安の悪化にも苦しむことになりますよ。
未来を生きるZ世代にとっては、決して明るい日本の未来ではないかもしれません。しかし、じーじは「日本の未来は若い人の主体性でいくらでも変えていける」と思っています。
シンガポールのような制度設計ができる政治家を産み出していきましょう!
頑張れZ世代!
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