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【じーじの準備】#03:65歳になる会社員はいつ会社を辞めるのが正解?

Z世代応援団のじーじは、現在64歳。65歳定年で会社を卒業する最終年度を迎えました。そんなじーじの定年準備、今回は、いつ辞めるのがいいのかがテーマです。

前回は、64歳から支給される「特別支給の老齢厚生年金」(老齢厚生年金の報酬比例部分)の申請に行ってきた話でした。

申請から3週間経って日本年金機構から通知がきました。全額支給停止で64歳でもらえる年金はゼロ(0)円でした。

この申請を終えたことで次は、65歳前に届くはがきで「繰り下げ受給」を選択するかどうかを返信するだけで済みます。

さて、その繰り下げ受給は僅か2%の方しか選択されていません。
つまり、家計を支える収入があるディーセントワークを65歳になっても持たれている方(会社役員等)が、繰り下げ受給を選択されているのでしょうね。そんな方はごく僅かだということですね。

それに働いて収入を得ても収入がある一定額を超えると年金受給額を減らされるので、結局、働くことを抑制してしまう動機が働く悪法の影響もあるのだと思いますが、それはまたの機会に調べてみます。

じーじは65歳から年金を繰り下げずに受給するつもりですが、では、会社はいつ辞めたらお得なのかを考えてみたいと思います。そんなのに得や損があるの?と思った方、調べた方がいいですよ。

65歳になってから会社を辞めるのと64歳11か月で会社を辞めることには差が出てくるのです。ご存知でしたか?

64歳11か月で辞めた場合、働く意志がありハローワークで手続きすれば、失業手当が支給されます。

一方、65歳になってから会社を退職して、同じようにハローワークで手続きすれば、高年齢求職者給付金の支給となります。

何が違うかと言うと支給日数が異なるのです。
64歳11か月で辞めた場合、雇用保険を20年以上掛けていれば150日間の失業手当が支給されます。

一方65歳の誕生日を迎えてから辞めた場合、高年齢求職者給付金となり、雇用保険を1年以上掛けていれば50日分の支給が受けられます。

どれくらいの額がもらえるのか?というと、辞める前6か月間の賃金日額の45%~80%が失業手当ではもらえます。最大7,150円/日です。

一方、高年齢求職者給付金は、賃金日額の50%~80%で最大6,815円/日の支給となります。

約7,000円×30日=210,000円/月の失業手当が150日間もらえるのと、50日間では大きな差になりますよね。

しかもこれは、年金と同時に受領できるわけですから、もうこれは64歳11か月での退職で決まりでしょ。

ただし、それで会社の処遇に不利益が生じないかは、事前に人事部への確認が必要だと思います。

親切な会社の人事部ならちゃんと説明してくれると思いますが、何かと受け身で主体性がないとご自分で思っている方は、しっかり調べておかないと65歳の誕生日が過ぎて辞めてしまって失業手当100日分(=150日-50日)を失ってから後悔しても遅いですよ。

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☆☆☆
(感謝)

▼きしゃこく先生のしゃかせん「Real World Teacher」と「您是老師」でじーじの記事を紹介いただきました。この記事では、多様性に不寛容な日本人には、いじわるな行動、スパイト行動気質があるということと対照的なフィリピンの寛容さを移住したフューチャリストの友村さんが説明している動画を貼り付けてあります。よろしければどうぞ。

ちょっとブレーク:寛容になろうよ!

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