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【じーじのボヤキ】 「~でございます。」という不思議な官僚言葉⁉

#お役所言葉

 (孫) じーじ何見てるの?

(じーじ)これね「再エネタスクフォース」といって河野大臣が仕切ってる会議の録画なんだけど、難しいよ。
※再エネタスクフォースについては、最後に少し解説しています。

 (孫) へー。ちょっと見せて! 

(じーじ)はい、どーぞ。

 (孫) この人、さっきから「ございます」ばっかり言ってる?

孫に言われて、資源エネルギー庁の方が3分間しゃべった中でどれだけの「ございます」が出てくるのか、じーじは数えてみました。

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~PFIの関係でございます。<1回>~(中略)意見交換等もさせていただいている内容でございます。<2回>~(中略)

3件という数値目標を定めてございます。<3回>~(中略)鳥取県の例ということでございます<4回>けれど~(中略)

展開をしていただいてございます。<5回>~(中略)例えば民間譲渡でございます<6回>とか~(中略)

承知をしてございます。<7回>~(中略)公営水力事業でございます<8回>けれども~(中略)

まさに資料にも書いていただいてございます<9回>けれども~(中略)50年経っているという設備ということでございまして<10回>~(中略)

設備更新の課題、当然ございます<11回>けれど~(中略)優良な資産というふうに承知してございます。<12回>~(中略)承知をしてございます。<13回>~(中略)

というお声もいただいてございます。<14回>~(中略)という風にも聞いてございます。<15回>~(中略)

最も望ましいとふうに理解をしてございます。<16回>~(中略)捉えているということでございます。<17回>~(中略)

選択をしてきているということでございます。<18回>~(中略)というふうに思ってございます<19回>が、~(中略)

日々開催してございます。<20回>~(中略)展開していっていただきたいと考えてございます。<21回>~(中略)以上でございます。<22回>

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なんと3分間に計22回の「ございます」
これって中央官庁に入ると教育される言葉遣いでございますか?
「ございます」が気になって、発言内容が頭に入ってこないんでございます!


※再エネタスクフォース

「再生可能エネルギー等に関する規制等の総点検タスクフォース」が正式名称。あまりにも長いので再エネタスクフォースと呼びました。

構成員は、下記4名。この4名の方々からの要望や指摘に役所の方々が応対する感じで会議が進行していきます。

大林 ミカ   自然エネルギー財団 事業局長
高橋 洋    都留文科大学 地域社会学科 教授
原 英史    株式会社政策工房 代表取締役社長
川本 明    慶応義塾大学 経済学部 特任教

中央官庁(経済産業省<主にエネ庁>、環境省、国土交通省)の方々の発言は、何といいましょうか、【言語丁寧意味曖昧・絶対にコミットメントしないぞ】といった訓練をされているに違いないと感じるのですが、実際はどうなのか?どなたかご存知ありませんか?

その点、4名の委員の発言は、【言語明瞭意味明確】で分かり易いです。
特に大林委員の主張や論点は明確で応援したくなります。



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