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【じーじは見た!】前編:日本のデジタル庁は今何を目指しているの?

心はZ世代! 身体は還暦過ぎた昭和人! Z世代応援団のじーじです⁉️

河野大臣から平大臣への交代で、少し安心しました。自民党の中で平さんくらい最新のデジタルに詳しい方はいないでしょうから剛腕河野の改革路線が停滞することはないと思っています。でも選挙になっちゃったので結果次第では、どうなるか?


1️⃣ 報道のレベルを上げてほしい!

平さんの大臣就任会見では、フリーの記者からしつこく、マイナカードをマイナ保険証として機能させまいとデジタル化を阻止する悪意のある執拗なまでの反対意見を「民意」として押し付けようとするレベルの低い質問に、平さんは毅然と立派な応対をされていました。

大阪都構想ですら市民投票にしてしまうと必ず「変化に反対」が民意です。
立法府が「変化」を口にすると民意は「反対」なので、ご機嫌取り政策ばかりを実行してきた結果が、30年給与が上がらない世界でした。

マイナ保険証には資格確認証という紙も併用されているのでという説明に納得せず、論理のすり替えを何度も繰り返す記者、デジタル化推進は民意の反映ではないので止めろというのなら、議会制民主主義をやめて、全部国民投票で政策決めて、衰退するしかありません。

悪意ある質問部分にURLを合わせてあります👇ので時間があれば2~3分見てください。

マスコミは、もっと勉強して「米国はGAFAMの提供サービスが実質的にはデファクトスタンダードになっており、ヨーロッパはEUがデジタル標準をデジュールスタンダートという形でISOなどでの規格化を推進する動きを取っているが、日本はどちらをフォローして標準化を進めていくのか?」といった本質を突く質問をしてもらいたいものです。

2️⃣ 行政のデジタル化は待ったなし

紙の情報ではなくデジタルの情報を使うことで、何がどう良くなっていくのか?
それを分かり易く中室先生が解説してくれているところにURLを合わせてありますので少し聞いてください。

「もはや正気の沙汰ではない」デジタル化の遅れ、平さん、頑張ってよ。

中室先生は、子育て支援や貧困解消を(ヤマカン議員や官僚さんの思い付きではなく)データに裏付けされた切り口で政策を立案していく方が成果をあげやすいですし、結果の検証がやりやすいことを強調されています。

それがEBPM(エビデンス・ベースド・ポリシー・メイキング:データに基づく政策立案)の利点であり、それに必要なのがデータであり、デジタル化だということなのです。

だからデータだけでも省庁の縦割りをなくしていきましょうとデジタル庁が登場したのです。

3️⃣ デジタル庁が目指す姿

デジタル庁ができたのは短命だった菅内閣の最終盤(2020年9月16日~2021年10月4日)の2021年9月1日のことでした。

菅さんのレガシーである2050年カーボンニュートラル宣言デジタル庁こども家庭庁のうち、子ども家庭庁は岸田政権での実現となりましたが、デジタル庁の発足は菅さん自身で立ち上げを見届けての退陣となりました。

コロナ禍で見えてしまった日本の行政のデジタル化遅れ、行政だけでなく日本企業にまで及んでいるデジタル音痴に気が付いて急ごしらえと言われようが、とにかくがむしゃらに何としても早くデジタル庁を発足したかったのだと思います。

自民党の中でもデジタル通と言われている方が歴代大臣として頑張ってこられています。平井卓也牧島かれん河野太郎平 将明 平さんは4代目のデジタル大臣です。

デジタル庁のホームページより抜粋

デジタル化社会が目指す方向性が6つ示されています。
最後の「DFFTの推進をはじめとする国際戦略」のDFFTって何よ?と思いますよね。デジタル分野は英文字略語が分かりづらいです。

Data free flow with trustのことをDFFTといい、信頼性が担保された枠組みの中でデータが自由に流通する国際的なルール作りで日本がイニシアチブを取りたいなという願望です。願望であって仲間づくりの下手な日本の政治家では無理です。

あとの5つは非常に良い方向性を示していると思いますよ。

「デジタル化による成長戦略」… 昭和人に任せていたらデジタルから遠ざかったアナログと情緒の世界にもっていかれて、30年無成長の世界を繰り返します。まずは、若い人に任せよう。それが成長の早道です!

「誰一人取り残されないデジタル社会」…デジタルを持ち出すとマイナカードですら、年寄りを切り捨てるのかとマスコミが煽ります。何でも若い人が成長を牽引しようとすると既得権益が邪魔をします。煽りに負けない説明をしっかりやっていきます宣言と読みました。

「医療・教育・防災・こども等の準公共分野のデジタル化」… これは非常に良い視点だと思っています。詳しく述べたいので後編で書きます。

「デジタル人材の育成・確保」…これって職業と連動させる発想が経営者にあればすぐに大学の学部ニーズや教育ニーズに変わっていきます。ところが昭和人支配の中では、米国のような「デジタル」をサイエンスの対象として採用基準にしていなかったりするので遅れちゃったんですよね。

「デジタル化による地域の活性化」…この分野を先日紹介した村上統括官が頑張っておられます。この辺りのことも後編で話をしたいと思います。

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(感謝)

▼ななさんのこの可愛い画像は、【じーじの準備】のヘッダー画像に使わせていただいています。気に入っているのでこのシリーズのテーマ画像として連続して使っています。ななさん、ありがとうございます。

【じーじの準備】で使っているななさんの画像
【じーじの準備】#07:定年退職後の健康保険はどうするの?

▼きしゃこく先生のしゃかせん「毎昼12時」「Real World Teacher」「您是老師」でじーじの記事を紹介いただきました。きしゃこく先生、ありがとうございます。人口減少社会を受け入れて、抗うのではなく適応していくための知恵を総動員していきましょう。

ちょっとブレーク:人口減少への対応

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