感性を開きたい
感性を開きたい。
小さな頃は日常の些細な事(今では些細と感じる事)にいちいち心が踊らされていたように思う。
例えば、木のざわめき、そよ風、ダンゴムシや雑草、等々、、、今では見向きもしないようなものに心躍らされていた。
あの頃の感性に戻れれば日常がどんなに楽しいか、どんなにワクワクできるか想像もつかない。
しかし、おそらくそんな単純なものでは無いのだろう、繰り返す日常の中で人は様々なものを無視することが出来るようになる。
あらゆるものが「些細な日常の出来事だ」と判断しスルーする事で他のもう少し珍しい出来事に気がつくことができるようになる。
これを繰り返すと、滅多に心踊らぬつまらない日常が続くようになる。
そこでだ、この流れを逆行するように、無視するようになった物事にもう一度目を向けれるようにする事、これこそが「感性を開く」事なのだろうと思う。
どうすれば良いか?
常に目の前の出来事に集中する事なのだろうと思う。
シングルタスクに徹するのだ、初めはつまらないかもしれないが、目の前の一つに事に集中する事であの頃のようなワクワクが手に入る。
電車に乗ったら携帯を触らず、音楽も聞かず、電車の音、車窓に移り行く景色、乗ってる人の動きや表情に目を向けてみる。
食事の時は携帯やテレビを見ないで、食事の歯応え、香り、お皿や部屋の景色にでも目を向けるようにする。
もし最近日常がつまらないと感じているのなら是非このようにして感性を開いて日常を楽しんでみてほしい。