Google Driveを開けてみたらこんな文書が出てきた。
SACHICOを知ったのは2011年か12年だったと思う。加藤治子さんの講演で、阪南中央病院産婦人科とSACHICOでの性暴力被害者支援の活動について知った。 当時、僕の関わっていた性暴力サバイバーには高齢の人が多かった。中には70代で50年以上にわたって被害に遭い続けていた人もいた。そういう人たちの治療や支援は困難を極めた(これについてはいずれ書いてみたい)。 そんな僕には、性被害に遭った直後から支援ができるワンストップセンターは希望だった。 男性の精神科医を受け入れてくれるか不安だったが、加藤さんは快く受け入れてくれた。いわく、弁護士は女性がよいが、治療者は性別は二の次とのことだった。そして僕は阪南中央病院の常勤医となり、SACIHCOに関わるようになった。
これから何回かに分けて、僕のSACHICOとの関わりについて書きたい。以下に引用した文書からはその一端が垣間見えると思う。元は、学会発表のための抄録だ。