譲り逃げ
私はいつも順番を待ち続けて欲しいものを手に入れられず、気づいた時にはもう遅い。それを引きずってるけど気づかないふりをして生きていくし、どんなに欲しくても誰かが傷つかないように譲るけど、譲ることは逃げることでもあると思う。自分が悪くならないように、罪を背負わないように。いつも、ずっと逃げてる。
誰かと誰かの友情とか、恋とか愛とか、壊したくないものは意地でも守るし、弱いようで実はすごく強い。ひとりでも大丈夫。大丈夫だけど、すごく正直に言うと、やっぱり誰かに大事にされたい。助けて欲しいと思ってしまう日もある。たまにね。誰も私のことを知らない、遠くの街に行ってしまいたいな。明日起きて体調がよかったら、大きな水があるところに行こう。海か、湖が見たい。
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