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ぜんぶおわり

バンドサークルの追いコンが終わった。4年間の大学生活での思い出の9割はこのサークル関連な気がする。ありがたいことにトリのボーカルをやったがそこではあまり泣かなかった。ライブ中ってやっぱちゃんとやんなきゃって気持ちとか緊張とかで泣けない。でも3日間楽しかった。無事終えられてよかった。

みんなそれぞれの生活がほんとうに始まってしまう、当たり前に会える生活、当たり前に好きな人と好きな音を出せる生活もおわり、自分の曲でバンドをやりたいけど勇気が出ない、誰とやればいいのか、アレンジの要望とかちゃんと言えるかな、とか、、、。まずは1人で弾き語りやろうかな、、、けど心細いからほんとに頼れる友達とほんとはやりたい、けど、、けどけど侍だ…音源をつくって出す、MVをつくってだす、440やbasement barに音源を送る、とか…やりたい…ずっとビビってる…覚悟ができたらやるとしよう!夏までにはぜったいやる

もうみんなとあまり会えなくなっていく訳で、きっと半年に一回とか、一年に一回とかになるんだろうな、と思うと悲しくてたまらない、会えるのが当たり前で、いつも次の日には覚えてないようなくだらない会話ばかりの日常が眩しすぎる、

私のとてつもない異常な愛はもうおさまったとばかり思っていたが、この卒業という逆らえないリミットのせいでおかしくなってしまった。あぁもうすぐ会えなくなるのか、と、友達みんなに思うけど、やっぱりもう一段強く思ってしまうことに気づいてしまった。もうおれも君もいい加減にしてほしい。あのいつもの優しいトーンで話しかけないでくれ。近づかないでくれ。壊れてしまう。これ以上ひとを傷つけられない。もう既に傷つけすぎた人がいる。私が時間の解決を待つだけ。それだけ。もう会えなくなるから。大丈夫。

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