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紀伊国
範囲:和歌山県、三重県牟婁郡 郡の総数:7 主都:和歌山 人口:約93万人 国分寺:紀の川市打田 一宮:日前(ひのくま)神宮、国懸(くにかかす)神宮
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・1牟婁(むろ)尾鷲、熊野、新宮、田辺 ・2日高(ひだか)御坊 ・3有田(ありだ)有田市
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・4名草(なぐさ)和歌山 ・5海部(あま)海南市下津、由良町など ・6那賀(なが)紀の川市打田 ・7伊都(いと)橋本
今回は紀伊国を扱った。木の国という意味で高野・熊野などに代表される山と林業の地が広がる。北山村は「じゃばら」や飛び地として有名で牟婁郡の分割によって明治時代に出来た境界であるが、三重につくか和歌山につくかという微妙なところであることが分かる。みかんや梅、鯨、高野豆腐などが知られる。また、弁慶や南方熊楠、華岡青洲などの有名人も輩出している。