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「楽しく長生きするための3つの言葉」 心の負担を軽くする方法


随分以前に読んだ、高田明和氏の著書
「新“健脳””長生き”生活指南」に、
楽しく長生きするための3つの言葉が
載っていたので、皆さんに紹介します。


当時、私は仕事のことで悩み、
毎日会社に行くのが憂鬱でした。

もし独身だったら、
すぐにでも会社を辞めていたでしょう。
しかし、結婚して子供もいたため、
ここが踏ん張りどころだと自分に言い聞かせ
無理やり会社に向かっていました。

そんな状態だったので、
本屋で自己啓発や精神医学の本を
片っ端から探し、
良さそうなものはすべて試してみました。

現実の仕事内容や環境は変えられないので、
せめて自分の受け止め方や考え方を変えて、
心の負担を少しでも軽くしたいと
必死でした。

そんな時に出会ったのが、
高田氏の著書でした。

そこに書かれていた3つの言葉を、
毎日の通勤中に自転車に乗りながら
繰り返し呟きました。

初めは半信半疑でしたが、
習慣になる頃には
呟くことが当たり前になり、
隙間時間にも口にしていました。

そのおかげで、
仕事の辛さは変わらないものの、
心の負担は明らかに軽くなり、
会社に行くのも
それほど辛くなくなりました。

おそらく、
これらの言葉が私の脳と心に作用し、
ネガティブな考え方の癖を書き換えた
のかもしれません。

それでは、3つの言葉を紹介します。


1)すべてはよくなる

人は時に将来に不安を感じますが、
先のことは誰にもわかりません。

それでも私たちはそのことを考え続け、
心が疲れてしまいます。

そんな時、
「すべてはよくなる」と
自分に言い聞かせることが大切です。

理由は必要ありません。
この言葉を繰り返すことで、
気持ちが楽になっていきます。
心は不安よりも明るい言葉を求めている
と思います。


2)困ったことは起こらない

起こったことの受け止め方は自分次第です。

「困った」と思えば
困ったことになりますが、
「全然平気」「大丈夫」と考えれば、
大したことではなくなります。

物事が起こったときに
「困ったことは起こらない」と呟くことで、
心配が薄らいでいきます。
この言葉には大きな力があります。


3)嫌な過去は考えない

「なぜ、あんなことをしたのだろう」
と過去を振り返り、
「あれさえなければ」
と考えることはよくあります。

そのたびに
自分を責める気持ちが生まれますが、
過去は変えられないものであり、
考えても意味がありません。

過去の暗い体験を思い出すことは、
現在の心を汚すことになります。

暗い過去について考え始めたら、
「嫌な過去は考えない」
と繰り返し呟き、
気持ちを切り替えることが大切です。


声に出すこと

最後に、
じつはこれが案外重要なのですが
これら3つの言葉の力を
さらに増大させる秘訣は、
声に出すことです。

声に出してこの3つの言葉を呟くのです。

そんなに大きな声でなくても、
自分だけに聞こえる程度で構いません。
自分の声を自分の耳で聞くこと
ポイントです。


今日は3つの言葉を紹介しました。
私自身、
この言葉たちが非常に効果的でした。

辛いときは藁にもすがりたくなりますが、
私はこの3つの言葉に救われました。

あなたの辛さが少しでも楽になる手助けが
できたなら、
私は嬉しいです。

ありがとうございました。



巧みな忘却は人生を洗う石鹸なり。



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